連載:世界卓球2021「実力ランキング」

世界卓球女子ダブルス「実力ランキング」 伊藤/早田組、石川/平野組が頂点を狙う

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日本からは伊藤美誠/早田ひな(写真)、石川佳純/平野美宇がエントリー 【写真:西村尚己/アフロスポーツ】

 世界選手権女子ダブルスでは1989年大会以降、中国ペアが16連覇中と圧倒的な強さを見せている。今回、日本からは前回大会準優勝の伊藤美誠/早田ひな、東京五輪団体戦でペアを組んで銀メダルを獲得した石川佳純/平野美宇の2ペアがエントリー。ドローの結果によっては両ペアが早いラウンドで対戦する可能性もあるが、メダル獲得の可能性は高い。日本選手同士のペアでは1967年大会以来のタイトル獲得(他国選手とのペアでは1973、1975年大会で優勝)も期待できる。

10位:ニナ・ミッテルハム/サビーネ・ヴィンター(ドイツ)

【写真:アフロ】

 今年のヨーロッパ選手権女子ダブルスで準優勝。ともに今大会とはパートナーが異なるが、ミッテルハムは2018年のヨーロッパ選手権、ヴィンターは13年、16年の同大会女子ダブルスで欧州No.1に輝いており、ダブルスでの実績豊富な2人のペアリングになっている。次のドイツのエースとして頭角を表しているミッテルハムは回転量の多い両ハンドドライブが武器。数少ない欧州女子のホープとしてその存在をアピールしたい。

9位:蘇慧音/朱成竹(香港)

【写真:ロイター/アフロ】

 蘇慧音は東京五輪団体で銅メダルを獲得。朱成竹も五輪リザーブメンバーで実力的には世界の中堅クラスといったところ。2人のペアは19年アジア選手権ベスト8のほか、過去にワールドツアーでも入賞経験あり。蘇慧音は18年の世界選手権団体戦で当時世界王者だった丁寧(中国)を破り、東京五輪団体戦の銅メダル決定戦で2勝をあげるなど、大舞台での強さも光っている。
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