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ブンデスリーガ特集2020-21
好調維持するウニオンで奮闘する遠藤渓太
レンタル期限が迫る中、彼の未来は?

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ヨーロッパの舞台で挑戦を続ける遠藤の未来は?
ヨーロッパの舞台で挑戦を続ける遠藤の未来は?【Photo by Maja Hitij/Getty Images】

 昨夏にJリーグの横浜F・マリノスからの期限付き移籍でドイツ・ブンデスリーガのウニオン・ベルリンへ加入した遠藤渓太が、ヨーロッパの地で踏ん張っている。シーズン開幕前の負傷で出遅れ、チームの躍進とともに出場機会が限られる中でも、彼は異国でのプレーに順応すべく奮闘し、自身の能力を内外に示す努力を怠らないでいる。それでも今は、横浜FMとウニオンが締結した移籍期間の終了が迫っている。来季のUEFAヨーロッパリーグ出場権獲得をもくろむチームの中で、遠藤はドイツでの戦いを継続できるのか。その審判が刻一刻と迫る中で、ウニオンを追い続ける番記者が、現地での遠藤の純然たる評価をつづる。

予期された不遇

 2021年3月13日のブンデスリーガ第25節、1FCケルン戦で先発出場した遠藤渓太は、61分に交代を命じられたときにがっかりしているようだった。あと数週間もすれば、遠藤の将来がベルリンにあるのか、それとも日本へ戻るのかが決まる。ウニオンは遠藤の買取オプションを有しているのだ。したがって、ブンデスリーガで2度目の先発出場を果たしたこの試合は自らの存在をアピールする絶好の機会だった。


 ドイツで簡単に成功を掴(つか)めないであろうことは最初から予測されていた。ウニオン・ベルリンのマネージングディレクターであるオリバー・ルーナートは遠藤の入団発表時に、メディアを含めた周囲に対して辛抱強く彼を見守るように求めたし、ウニオンへの期限付き移籍は競技面だけでなく遠藤の個人的な挑戦でもあることも強調していた。ベルリンに来た頃の遠藤は周囲の者を誰も知らなかったし、ドイツ語もまったく介せず、多少の英語を話せるほどの語学力しかなかった。したがってこの移籍は彼自身のサッカーキャリアの新たなる一歩であるだけでなく、日本とは異なる文化に根ざす人生の試みでもあった。

マックス・オーラート(『ベルリナー・ツァイトゥング』紙)

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