AKI猪瀬が注目の新外国人選手を紹介 日本で成功をつかむのは誰だ!?
巨人入りしたスモークはブルージェイズ時代の2017年に38本塁打、球宴出場も果たした実績十分のスラッガー 【Getty Images】
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実績十分の元MLB選手、スモークとサンタナに注目
1つ目は「MLBである程度実績を残した」選手。2つ目は「MLBに定着できずに、マイナーリーグが主戦場だった」選手。最後は育成契約に代表される若手や苦労人で、「NPBを踏み台にしてメジャー、マイナー問わずにアメリカ球界復帰を目指す、もしくはプロ野球選手になるという夢を実現させたい」選手です。
1つ目に分類できる選手の代表格が、巨人と契約をしたジャスティン・スモーク内野手と千葉ロッテのアデイニー・エチェバリア内野手、東京ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手の3選手です。「新外国人選手=助っ人」というイメージに最も近い存在で、なかでも私はスモークとサンタナの両選手に注目しています。
メジャー通算11年間で1286試合に出場したスモークは、メジャー登録日数も10年を越えているので、殿堂入り投票対象者の資格を保持して、高額な年金も満額で受給できるベテラン選手です。通算本塁打196本は現役選手32位。キャリアハイとなる38本塁打を記録した2017年は、球宴に初選出されました。守備は一塁しか守れず、ユーティリティー性はありませんが、一塁での通算守備率9割9分6厘は現役一塁手で2位となる堅守を誇ります。
大学時代から強打のスイッチヒッターとして注目を集め、レンジャーズのドラフト1位指名を受けてプロ入りしたスモーク。当時は、歴史に名を残すスイッチヒッターのレジェンドと比較される程に将来を嘱望(しょくぼう)されていたことを考慮すると、デビュー当時からスモークを知る者としては、MLBでの成績は物足りなさを感じてしまいます。覚醒を妨げた最大の要因は、右打席で非力なことと確実性に欠ける低打率の2点。決して器用なタイプではないだけに、開幕直後からNPBに順応できなければ、長期間のスランプに陥ってしまう可能性があるでしょう。
ヤクルト入りしたサンタナ。マリナーズ時代の2019年、東京ドームで行われた開幕戦で逆転満塁ホームランを放っている 【Getty Images】
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