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NGT48・西村菜那子が箱根駅伝を熱く語る
「現役監督で組んだベストオーダーは…」
箱根駅伝に造詣が深い、NGT48の西村菜那子さん。通好みの選手選びに取材班から感嘆の声が漏れた
箱根駅伝に造詣が深い、NGT48の西村菜那子さん。通好みの選手選びに取材班から感嘆の声が漏れた【水上俊介】

 5区を走る東洋大・柏原竜二さんを見たことを機に箱根駅伝にハマり、今もなお仕事の合間を縫ってレースや記録会に足を運ぶ、NGT48の西村菜那子さん。無類の陸上好きアイドルとして知られる彼女に、第72回(1996年)大会以降に出場した名選手から箱根駅伝のドリームチームを作ってもらった。あふれんばかりの箱根愛に、圧倒されること請け合いだ。

1区・佐藤悠基(東海大)

1区で「空前絶後の区間記録」を打ち立てた東海大・佐藤悠基
1区で「空前絶後の区間記録」を打ち立てた東海大・佐藤悠基【写真:アフロスポーツ】

同区間での実績

第83回(2007年)1時間1分06秒(区間新記録)


 ここは王道ですね。佐藤選手は私の中で大学駅伝のレジェンドとして、真っ先に思い浮かぶ特別な選手です。2年時に区間賞を獲得している山中秀仁選手(日本体育大)と迷いましたが、佐藤選手のタイムは圧倒的ですよね。7区に入れたい気持ちもあったんですが、1区は絶対に遅れたくないので。また、佐藤選手を1区で起用することで、チームの高級感を演出してみました(笑)。

2区・伊藤達彦(東京国際大)

東京国際大・伊藤(左)は、先日の日本選手権でもライバル・相澤と死闘を繰り広げた
東京国際大・伊藤(左)は、先日の日本選手権でもライバル・相澤と死闘を繰り広げた【写真:長田洋平/アフロスポーツ】

同区間での実績

第94回(2018年)1時間10分16秒(区間15位)

第95回(2019年)1時間8分36秒(区間11位)

第96回(2020年)1時間6分18秒(区間2位タイ)


 前回、相澤晃選手(東洋大)がとてつもない区間新記録(1時間5分57秒)をマークしたので、これに隠れてしまっている感がありますが、伊藤選手もめちゃくちゃ速かったですよね。伊藤選手はフォームが崩れて「もうダメなんじゃないか」と感じる苦しい走りになっても、そこからまたペースを上げてくるところがすごいです。相澤選手を別の区間で起用したいという狙いもあるのですが、パワーがあってエネルギッシュな伊藤選手は2区で見てみたいと思いました。

3区・森田歩希(青山学院大)

「キャプテンの意地を感じた」と西村さんが語った、青山学院大・森田の快走
「キャプテンの意地を感じた」と西村さんが語った、青山学院大・森田の快走【写真:森田直樹/アフロスポーツ】

同区間での実績

第95回(2019年)1時間1分26秒(区間新記録、当時)


 森田選手は4年時の箱根直前に故障をして、3区にまわりました。代わりに2区を務めた梶谷瑠哉選手が区間10位と苦戦して、タスキをもらった時点で8位。ここから見せた森田選手の猛烈な追い上げには、本当に驚かされました。森田選手が外しているところは見たことがないし、箱根3区での力走はキャプテンとしての意地も感じました。

4区・相澤晃(東洋大)

2区の区間保持者である東洋大・相澤(左)は、前年では4区で快走を見せていた
2区の区間保持者である東洋大・相澤(左)は、前年では4区で快走を見せていた【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

同区間での実績

第95回(2019年)1時間0分54秒(区間新記録、当時)


 相澤選手は2区か4区で迷いましたが、2区を伊藤選手に託して4区で起用しました。エースが4区を走る贅沢感を味わってみたくて(笑)。19年の東洋大の往路優勝は、4区・相澤選手の圧倒的な走りがあったからこそ実現できたと思うし、当時の東洋大をけん引していた山本修二選手に次ぐ柱がようやくできたとも感じました。


 ここから相澤選手の快進撃が始まり、大学三大駅伝で4大会連続の区間新記録をマークします。もちろん、相澤選手が高校時代から強い選手であることは知っていましたが、まさかここまですごい選手になるとは思わなかったです。

5区・柏原竜二(東洋大)

東洋大・柏原は西村さんが箱根を好きになるきっかけになった選手だという
東洋大・柏原は西村さんが箱根を好きになるきっかけになった選手だという【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

同区間での実績

第85回(2009年)1時間17分18秒(区間新記録、当時)

第86回(2010年)1時間17分08秒(区間新記録、当時)

第87回(2011年)1時間17分53秒(区間賞)

第88回(2012年)1時間16分39秒(区間新記録、当時)


 柏原さんは私が箱根駅伝を好きになるきっかけになった選手です。私が箱根駅伝をはじめて面白いと感じたのは中学2年生のときのことで、そのときに走っていたのが3年時の柏原さんでした。当時はまだ5区のことはよくわかっていなかったのですが、「こんなに速く山を駆け上がる選手がいるのか」と衝撃を受けたことを覚えています。


 私は2018年にAKB48総選挙の公約として、5区のコースを実際に歩いてみました。あんなきついコースだとは思わなかったし、改めて5区に挑む選手たちのすごさを感じました。

酒井政人

1977年愛知県生まれ。東農大1年時に箱根駅伝10区に出場。陸上競技・ランニングを中心に取材。現在は、『月刊陸上競技』やビジネス媒体など様々なメディアで執筆中。『箱根駅伝ノート』(ベストセラーズ)など著書多数。

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