中島翔哉は1年を完全に無駄にした 戦う姿勢を見せないとポルトで未来はない
シーズン再開後は一度も出場機会がなく、リーグ戦通算16試合出場で無得点。中島のポルト1年目は厳しい結果に終わった 【Getty Images】
中島翔哉の通信簿
・戦術への適応:★★☆☆☆(2点)
・安定性・継続性:★☆☆☆☆(1点)
・インパクト:★☆☆☆☆(1点)
・コミュニケーション:★☆☆☆☆(1点)
※5点満点
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ポルトの水に全くなじめなかった
昨夏、鳴り物入りでポルトに入団した中島翔哉は、1年の歳月を経てチームの異分子のような存在になってしまった。そこには、エースとして君臨したポルティモネンセ時代の面影は全くない。
中島がこれほど振るわなかったのは、一言でいえば、ポルトの水に全くなじめなかったからだ。欧州を代表するこの名門クラブは、選手たちにピッチ上で鉄の意志を示すことを求める。それは、今から40年近く前にジョルジ・ヌーノ・ピント・ダ・コスタ会長が就任して以来、脈々と受け継がれてきたクラブの伝統だ。現監督のセルジオ・コンセイソンも現役時代にそのスピリッツを体現した人物であり、だからこそ、態度に不満を感じた選手に対しては容赦ない厳しさを見せる。そして中島は入団以来、指揮官のお眼鏡に叶うことは決してなかった。もちろん中島なりに努力をしてきたに違いないが、少なくとも周りの人間にはそのようには映ってはいない。
ポルトを長く取材してきた『オ・ジョゴ』紙のパスコアル・ソウザ記者はこう見る。
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