冨安健洋、イタリア1年目はほぼ満点 評価上昇で他の主要国のスカウトも視察に
適応が難しいと言われるセリエAで1年目から存在感を示した冨安。「SBとCBのハイブリッド」として、ボローニャの可変システムを機能させる戦術上のキーマンに 【Getty Images】
冨安健洋の通信簿
・戦術への適応:★★★★★(5点)
・安定性・継続性:★★★★★(5点)
・インパクト:★★★★★(5点)
・コミュニケーション:★★★★☆(4点)
※5点満点
「戦術への適応」は6点をつけてもいい
新加入にもかかわらず、開幕から右SBのレギュラーに定着すると、1カ月弱の故障離脱(10月の日本代表・モンゴル戦でハムストリングを痛めた)を除き、常時スタメンに名を連ねて、その大部分(セリエA29試合中26試合)でフル出場を果たしたという事実は、冨安がチームにとって文字通り不可欠な存在であったことを示している。なにしろ、現時点(35節終了時)において今季のセリエAでの総出場時間が冨安よりも多いのは、GKウカシュ・スコルプスキと攻撃の要であるリッカルド・オルソリーニのたった2人だけなのだ。35節アタランタ戦(現地7月21日)で全治10日のケガを負って残り3試合は欠場が確定的なため、彼にとってのシーズンはここで終了ということになったのは残念だが……。
チームに対する貢献の範囲とその度合いも、特筆すべきものだった。ひとくちで「右SB」と言っても、冨安がピッチ上で担っていた戦術的な機能は、一般的なSBのそれとはかなり異なるものだった。
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