開幕から1カ月、ルーキーたちの成績は? ロッテ・佐藤はプロ初安打がサヨナラ打
プロ野球開幕から1カ月、ルーキーたちの成績は? 【写真は共同】
開幕一軍18人、一軍デビューは26人
19日終了現在(成績などは以下全て同じ)、一軍デビューを果たしたルーキーは、両リーグ合わせて投手が15人、野手が11人。投手で12球団白星一番乗りだったのがソフトバンクの津森宥紀で、6月24日の西武戦で5回から登板し、1回1/3を無安打無失点に抑えて勝利投手となった。津森は7月2日の日本ハム戦でホールドを記録し、これも12球団一番乗りだった。野手では、中日の郡司裕也が6月23日のDeNA戦に代打で登場し、12球団のルーキーで初安打を記録。今年の新人で本塁打を放った選手はまだいない。
先発ローテ入りのルーキーは?
広島ドラフト1位の森下暢仁が開幕ローテーションに入り、ここまで3試合に登板して1勝1敗、防御率2.18を記録 【写真は共同】
セ・リーグでは、中日の岡野祐一郎も開幕ローテ入りを果たし、ここまで4試合で森下を上回る2勝(1敗)をマーク。ここまで1試合で5イニングが最長だが、防御率は4.74と徐々に良化しており、新人王争いに名乗りを上げている。他にはDeNAの坂本裕也が6月25日の中日戦で6回無失点と好投し、プロ初登板、初先発、初勝利を記録した。
パ・リーグの先発投手でローテーション入りしているのは、日本ハムのドラフト1位左腕・河野竜生の1人だけ。6月24日の初登板から3試合勝ち星がなかったが、19日のロッテ戦で8回まで4安打2失点の好投でプロ初勝利を挙げた。