<国内男子ゴルフ>3時間睡眠と1日26ホール。木下裕太「しめしめ、そーっと」暫定4差

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
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【しめしめ、そーっと©JGTOimages】

■欧州・日本共催「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」4月25日ー28日・総額約3億円(優勝約5400万円)/ 太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)7262yard・par70 / ▼25日大会2日目

2日連続の順延ボードでしれっと暫定の12位タイに紛れた。
プロ17年目の37歳、木下裕太(きのした・ゆうた)に1日26ホールは確かにキツい。

まして、初日にやり残した8ホールのために、この日は早朝3時起き。
しかも、「あんまり寝れないタイプ。昨日も12時、1時ごろまでモゾモゾしていて。3時間しか寝ていない・・・」。

それでも、首位とは暫定4差。

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「1ラウンドが終わったあと5分ほど、車で仮眠したんです。それで2ホール分ほど貯金ができた」と、なんとかスタミナをつないで、上位で決勝進出した。

11月の「三井住友VISA太平洋マスターズ」は、「悪いショットが、OKバーディになってくれたり、このコースは好きな部類」と、ホームの利を生かしている。

昨年から始まった欧州共催は初出場だが、「まったく意気込んでいない」とベテランは大舞台でも自然体。

「海外選手も、むしろ大先輩の日本選手と回るほうが緊張します。まだ上下関係があった時代に育った、古い人間なのもので」とニヤリと、「外人恐怖症もない、そこは強いと思います」と、胸を張る。

ただ、英語は不得手だ。

「まったく喋れないので」。
同伴選手とのコミュニケーションも、キャディさんと身振り手振りで単語を想像。

本大会で勝てば欧州ツアーの出場資格があるが「そもそも海外のやり方とか、エントリーとか分からないので。英語でばーっと見ても、いいやってなっちゃう。出れるなら、出てみたいけど嬉しい悲鳴」。

昨年の「バンテリン東海クラシック」で星野陸也と金谷拓実の最終組対決をかわして、5年ぶりの2勝目を飾った。

「今週も強い選手が来てますけどしめしめと、注目されないうちにそーっとね」。
欧州共催のV争いにもしれっと加わる算段だ。
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