ボートレース唐津(モーニング)のオールレディース（4月25日～30日開催）は26日、2日目が終了した。守屋美穂（岡山）が2･1･2着で予選首位に浮上。予選2位に1･1･2着の西村歩（大阪）、予選3位に1･2･1･3着の中川りな（福岡）がつけている。

　さてシリーズ中盤に入る唐津オールレディースだが、3日目の注目カードには11Rを挙げたい。

＜唐津 3日目 11R 予選特選＞
1号艇　守屋　　美穂（岡山） 予選1位
2号艇　清埜　　翔子（埼玉） 予選5位
3号艇　西村　　　歩（大阪） 予選2位
4号艇　堀之内紀代子（岡山） 予選8位
5号艇　菅野　はやか（広島） 予選37位
6号艇　水野　　望美（愛知） 予選29位
※()内は支部

　1号艇に女子屈指のイン巧者・守屋美穂(岡山35歳)【冒頭の写真】、4号艇に女子屈指のまくり巧者・堀之内紀代子(岡山44歳)【写真下】が入るという珠玉のマッチアップが実現した。この組み合わせは意外にも久々。「1号艇・守屋、4号艇・堀之内」という番組は、2018年6月の三国一般戦以来で実に約5年10カ月ぶりだ。堀之内が伸び型のスタイルに転身（2022年9月）してからは初めてになる。

　守屋は今年インで21戦19勝の1着率91％という驚異的な強さ。今節初日12Rドリーム戦の1号艇では、西橋奈未の強烈なまくりを巧みに受け止めて逃げ切る技を見せていた。このレースでも堀之内のまくりを完封するのか。予選トップ通過に向けて勝ち切りたい1走になる。

　堀之内は今節ここまで3･2･2着で予選8位。3走の枠番が2号艇、1号艇、3号艇だったこともありチルトはいずれも-0.5度を選択していた。しかしこのレースは4号艇なだけにチルトを跳ねてくる可能性もあるだろう。どんな作戦を立ててくるのか注目だ。

　堀之内は唐津でこれまでチルト2度以上を14回使って2･6･2･6･6･1･1･1･6･6･3･2･1･2着。1着4本（1着率29％）、2着4本（2連対率57％）、3着1本（3連対率64％）とまずまずの成績だ。2023年3月の唐津一般戦では優勝戦でチルト2度を使って6コースまくりで優勝したこともある。当地での伸び足の仕上げ方は心得ていそうだ。

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