ダルビッシュの投球動画がきっかけ!? 野球界に浸透する「ピッチトンネル」
真っすぐと同じ高さからカーブを曲げれば…
日本でも耳にする機会が増えている「ピッチトンネル」。ダルビッシュ(写真)の投球動画が理論のベースになったと、バウアーは話す 【Getty Images】
今回の動画でも触れられている木の幹を使ったピッチトンネルの概念を本人から聞いたのは、2年半前ぐらいのインタビューだったか。
今ほど広く浸透していたわけではないが、理路整然と説明してくれた。当然である。ピッチトンネルという言葉は存在していなかったが、大学時代から彼は無意識のうちにそれを実践していたのだから。
「高めに真っすぐを投げて、同じ高さからカーブを曲げれば、打者は球種の判別に苦労するはずだと思っていたし、実際そうだった」
※リンク先は外部サイトの場合があります
もしも複数の球種がその狭い輪の中を通るなら、打者は球種の判断が困難となり、仮にその輪を通過した時点で球種を判別できたとしても、もはやボールは打者の手元にあり、反応する時間が残されていない――という理論構成になっている。
輪の位置は、打者が球種を見抜いて反応できる最後の地点という捉え方もできるが、Baseball Savant.comでは、その地点を“コミットポイント”と表現し、距離ではなく時間(ホームベースに達する0.167秒前)を基準としている。
影響を与えたダルビッシュの投球動画
※スポーツナビアプリでは、日本語訳付きの解説動画を公開
続きはスポーツナビ公式アプリ(無料)で読むことができます。
- アプリケーションはiPhoneとiPod touch、またはAndroidでご利用いただけます。
- Apple、Appleのロゴ、App Store、iPodのロゴ、iTunesは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
- iPhone、iPod touchはApple Inc.の商標です。
- iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
- Android、Androidロゴ、Google Play、Google Playロゴは、Google Inc.の商標または登録商標です。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ