連載:Bリーグ特別対談

BリーグとJリーグを代表する司令塔が対談 篠山竜青(川崎)×遠藤保仁(G大阪)

ダブドリ編集部

前編

遠藤選手の大ファンだという篠山選手が、オンラインながらついに感動の初対面を果たした 【画像:スポーツナビ】

 Bリーグの選手と他スポーツ、著名人が対談する本企画の第2回は、川崎ブレイブサンダース、そして日本代表でキャプテンを務める篠山竜青選手が登場。長年の憧れであるJリーグ、ガンバ大阪の遠藤保仁選手と感動の初対面を果たした。前編は篠山選手から遠藤選手への質問からスタート。憧れの遠藤選手に篠山選手が聞きたかったこととは?(取材日:5月29日)

息子とはめちゃめちゃ仲いいですよ。友達寄りのパパだと思います(遠藤)

――本日は篠山選手が遠藤選手の大ファンということで企画させていただきました。

篠山 遠藤選手はじめまして。篠山竜青と言います。よろしくお願いします。

遠藤 お願いします。

篠山 高校生の頃からJリーグやサッカーの代表戦を見てきました。ドキュメンタリーを見たり、本を読んだりしていく中でファンになりまして、ずっと遠藤選手をプロフィールの憧れの選手の欄に書かせてもらっています。

遠藤 ありがとうございます。

篠山 リモートという形ではありますけど、お会いできて家族一同感激しています。僕が遠藤選手のファンというのをいろんなところで言っているので、ファンの方が僕の誕生日に遠藤選手のサインをくださったりするんです(画面越しに篠山選手が遠藤選手のサインの入った本を見せる)。

遠藤 あ!

篠山 あと、こういうのを買わせていただきました(今度は遠藤選手のブランド「Y7(ヤットセブン)」のシャツを見せる篠山選手)。

遠藤 ありがとうございます。どんどんアピールしてください。

一同 (笑)。

篠山 企画をいただいて、家族会議で考えてきました。いくつか質問させていただいてよろしいでしょうか?

遠藤 はい、どうぞ。

篠山 シーズン中、オフシーズンにかかわらず、チームの方と外食に行ったり遠征先で外に食事に行ったりする方ですか?

遠藤 どちらかと言うと少ない方ですかね。宿泊先で食事に行ける機会があれば、選手の誰かと行ったりはしますよ。

篠山 コーチングスタッフとかフロントの方々と行かれたりはしないのですか?

遠藤 サッカー界で監督と選手が食事に行くというのは、あまりよろしくないという雰囲気があるんです。禁止ではないですけどね。でも僕は行かないですね。何もなくても「何かあっただろ」という周りの目があるので、それがイヤなんです。宮本(恒靖)監督は現役のときに一緒にやっていましたけど、監督と選手という立場になった今は一線を引いてます。

篠山 そうなんですね。

遠藤 元ガンバの選手だった山口智というコーチがいるんですけど、彼とは昔から家族ぐるみですごく仲が良かったので、本当にたまに食事に行きます。でも基本的には行かないようにしています。

篠山選手は遠藤選手のブランドY7(ヤットセブン)のシャツを所有している 【画像:スポーツナビ】

篠山 ありがとうございます。では次の質問です。おうちの中だとどんなお父さんですか? お子さんに対して結構怖い方ですか?

遠藤 いや、どちらかと言うと友達という感じです。本当に怒ったら怖いとは思ってるでしょうけど、めったにキレないので。めちゃめちゃ仲いいですし、友達寄りのパパだと思います。

篠山 そうなんですね。息子さんにサッカーのアドバイスや、熱血指導みたいなものをすることはありますか?

遠藤 基本、なんにも言わないです。好きにやれって言ってます。

篠山 お子さんの方から聞いてきたりとかはないですか?

遠藤 家でサッカーの話はあんまりしないんですよ。「こういうときはこうすればいい」みたいなのを話した記憶もないですし、多分聞かれても「自分でどうにかしろ」って言うと思います。

篠山 なるほど(笑)。それでは最後の質問です。『SLAM DUNK』を読んだことはありますか?

遠藤 はい、大好きですよ。『SLAM DUNK』世代ですから。

篠山 そうですよね、世代的には。ちなみに好きな選手や好きな試合はありますか?

遠藤 やっぱり三井(寿)が一番好きかな。あと仙道(彰)の普段適当にやってそうだけど、いざとなったらマジでやるところは「自分ぽいのかな」って勝手に思っています。

篠山 わかりますわかります!

遠藤 その2人のどちらかですね。

篠山 今日は『SLAM DUNK』が好きというのがわかっただけですごく嬉しいです。

遠藤 ハハハ(笑)。

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著者プロフィール

異例の超ロングインタビューで選手や関係者の本音に迫るバスケ本シリーズ『ダブドリ』。「バスケで『より道』しませんか?」のキャッチコピー通り、プロからストリート、選手からコレクターまでバスケに関わる全ての人がインタビュー対象。TOKYO DIMEオーナーで現役Bリーガーの岡田優介氏による人生相談『ちょっと聞いてよ岡田先生』など、コラムも多数収載。

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