連載:Bリーグ特別対談

篠山竜青、憧れのG大阪・遠藤と対談実現 「ファンの皆さん、僕はやりました」

ダブドリ編集部
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後編

憧れの遠藤選手(写真右)を前に緊張しながらも笑顔を見せる篠山選手 【画像:スポーツナビ】

 Bリーグの選手と他スポーツ、著名人が対談する本企画の第2回は、川崎ブレイブサンダース、そして日本代表でキャプテンを務める篠山竜青が登場。長年の憧れであるJリーグ、ガンバ大阪の遠藤保仁選手と感動の初対面を果たした。後編では、コンディショニング、キャプテンシー、そしてコロナ禍の中で考えたことなどをテーマに意見を交換してもらった(取材日:5月29日)

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痛いのが当たり前だと思っていれば怪我していても普通にプレーできます(遠藤)

――遠藤選手はJ1史上最多出場が迫っていますが、普段コンディショニングにも相当気を遣われていると思います。篠山選手が遠藤選手のコンディショニングから学べることもあると思うのですが、何か心がけていらっしゃることはありますか?

遠藤 基本的にオフのときは何もやらないので、最初の立ち上げのときに無理をしないというのをずっと自分に言い聞かせています。あとは逆算ですね。残り4週間あるなら4週間でこれとこれとこれをやっていけば開幕には絶対に間に合うというものを自分の中でシミュレーションしてやっていく。毎年そうやってシーズンを迎えています。

――なるほど。それを聞いていかがですか、篠山選手?

篠山 そこはやはりファンなので、遠藤選手がオフのときに休むことに専念するというのはもう知ってました。

一同 (笑)。

――バスケでもその考え方は当てはめられますか?

篠山 選手によっては毎日バスケットボールを触っていないと落ち着かないという選手もたくさんいるのですが、どちらかと言うと僕も遠藤選手と同じでお休みのときはのんびりしているタイプです。シーズンが終わって代表の活動が始まるまでにどのぐらいの期間があるかを逆算して、どれぐらい前から体を動かそうというのは考えながらやっています。

――シーズン中はいかがですか? ちょっと傷めてしまったときに遠藤選手が気をつけていることはありますか?

遠藤 最低限のケアはもちろんしています。でも僕は、痛いから元々のパフォーマンスが出せないんじゃなくて、痛くてもそれが普通だと思ってやれば、普通にプレーできるという考えです。だから多少痛くても、痛いのが当たり前だと思ってプレーしています。痛くないときは天国だと思ってやっています。
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著者プロフィール

異例の超ロングインタビューで選手や関係者の本音に迫るバスケ本シリーズ『ダブドリ』。「バスケで『より道』しませんか?」のキャッチコピー通り、プロからストリート、選手からコレクターまでバスケに関わる全ての人がインタビュー対象。TOKYO DIMEオーナーで現役Bリーガーの岡田優介氏による人生相談『ちょっと聞いてよ岡田先生』など、コラムも多数収載。

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