OBや現役選手も続々参戦!  GWに見たい野球YouTuberまとめ

カネシゲタカシ

圧倒的な人脈力を見せつける高木豊さん。豪華なゲストも注目の一つ 【カネシゲタカシ】

 新型コロナによる外出自粛生活の強い味方となるのがYouTubeです。最近は野球チャンネルの充実ぶりに目を見張るものがありますよね。

 そこで今回はプロ野球OBや現役選手による野球チャンネルに注目。コロナに関係なく日々のほとんどを自宅兼仕事場で過ごす“おうち時間のプロ”である僕が、見どころを一挙ご紹介します。

トーク力が最も高いYouTuberは?

「野球解説者の真価が問われるのは雨天中断中のフリートークだ」なんて説があります。「試合再開まで視聴者をつなぎ止められる話術があってこそ一流」という意味ですが、そういう高いトークスキルをもった解説者はそのまま優秀なYouTuberになれます。

『Satozaki Channel』の里崎智也さん、『ひちょリズム』の森本稀哲さんなどはその筆頭でしょう。なかでも里崎さんは、高いトーク力と歯に衣着せぬキャラクターを生かした「物申す系」の動画が面白い。最近では「この選手はトレードした方がいい」シリーズで、現役選手の実名をあげつつ斬り込んでいます。

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 そして選手系YouTuberで最も高いトーク力を持つ人といえば“野球漫談家”の愛称がぴったりの金村義明さんでしょう。ちなみに『金村義明チャンネル』は11万人以上の登録者数を誇るも運営トラブルで消滅。しかしこの4月から『現代ビジネスチャンネル』内のコンテンツとして復活を果たしました。初回は金村チャンネル消滅の経緯やテレビ番組で「余命1年宣告」された件について“漫談”されています。

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圧倒的な人脈力を見せつける高木豊

 選手系YouTuberにとって「人脈」は強力な武器です。平たく言えば“ゲストに誰呼べるの?”ということですが、ここで圧倒的なパワーを見せつけるのが高木豊さんです。原辰徳さん、辻発彦さん、松坂大輔さん……などなど、とにかくゲストが豪華。「呼んだゲストでオーダー組んでみた」をやれば確実にペナントを制覇するでしょう。「空白の一日」騒動を江川卓さんご本人が語る動画も貴重です。

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 そして高木さんに次ぐ人脈力を発揮するのが片岡篤史さんです。PL学園の人脈で桑田真澄さんと清原和博さんの両方を呼べるなんて、片岡さんぐらいでしょう(もちろんバラバラに呼んでいます)。そこで桑田さんが語ったドラフト秘話などは、ウィキペディアに一次ソースとして引用されています。YouTubeは貴重な野球資料にもなるんですね。

 片岡さんといえば新型コロナに感染するも無事に回復。それらの報告をYouTubeで行ったことが話題になりました。完全復活される日を心待ちにしたいと思います。

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 話を「人脈力」に戻しましょう。高木さん、片岡さんに次ぐ高いパワーを誇るのが『はげch.』の小田幸平さんです(なんてチャンネル名だ)。坂本勇人さん、大島洋平さん、高橋周平さんなど現役選手のブッキングも見事ですが、巨人時代の兄貴分・清原和博さんのブッキングにも成功。トーク中にサプライズでリトル清原さん(ものまね)を登場させ、“リトル清原”と“リアル清原”の共演を実現させるあたりはなかなかの策士です。清原さんの本当に楽しそうな表情も必見です。

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著者プロフィール

1975年生まれの漫画家・コラムニスト。大阪府出身。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にてデビュー。現在は『週刊アサヒ芸能』(徳間書店)等に連載を持つほか、テレビ・ラジオ・トークイベントに出演するなど活動範囲を拡大中。元よしもと芸人。著書・共著は『みんなの あるあるプロ野球』(講談社)、『野球大喜利 ザ・グレート』(徳間書店)、『ベイスたん』(KADOKAWA)など。

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