ラリーガ EA SPORTS 、第26節プレビュー
3月1日(土)の1戦目はジローナ対セルタ。両者の勝ち点差はわずか1ながら、前節まで3連敗中のジローナに対し、セルタはここ3試合で勝ち点7を加えている。復調の要因はイアゴ・アスパスの復活だ。37歳の大ベテランは敵地でアトレティコと引き分けた第24節に続き、前節オサスナ戦でも唯一のゴールを記録。3戦連発がかかる今節もそのプレーから目が離せない。
土曜の現地時間18時半にはトップ3の一角、レアル・マドリーが登場。今季の残る13試合において最も厳しい一戦の一つ、ベティスとのアウェー戦に挑む。レアル・マドリーは前節ジローナ戦で4戦ぶりの勝利を手にし、バルセロナと同勝ち点の2位をキープ。ベティスも久々の2連勝で7位に浮上しており、お互い良い流れで迎える好カードとなる。
土曜のラストマッチは今節屈指の好カード、アトレティコ対アトレティック。勝ち点5差で3、4位につける2チームによる注目の一戦となる。前節バレンシア戦で3戦ぶりの勝利を手にしたアトレティコに対し、アトレティックはバジャドリーに7ー1で大勝。昨年10月から続く不敗記録を16試合に伸ばしている。アトレティコにとっては壮絶な撃ち合いを繰り広げたバルセロナとのコパデルレイ準決勝から中3日の過密日程ながら、地元ファンの後押しを力に心身の疲労を乗り越えたいところだ。
日曜の現地時間16時15分にはこちらも今節の注目カード、バルセロナ対レアル・ソシエダがキックオフを迎える。第13節の前回対戦はホームのレアル・ソシエダが1ー0で制したが、今節はこの試合で決勝点を挙げたシェラルド・ベッカーに加え、攻守の要である久保建英、ナイフ・アゲルドも出場停止。水曜にレアル・マドリーとのコパデルレイ準決勝を戦った心身の疲労もあり、苦しい戦いが予想される。
一方のバルセロナは前節まで5連勝中。ただアトレティコとのコパデルレイ準決勝では序盤と終盤にリズムを崩して4失点を喫しており、90分間を通してのゲームコントロールが課題となりそうだ。
日曜の夜を飾るのはオサスナ対バレンシア。オサスナは前節6戦ぶりに黒星を喫して12位に後退。バレンシアも4戦ぶりに敗れて降格圏の18位にとどまっている。お互い踏ん張りどころの一戦。連敗を避け、目標に近づくのはどちらになるか。
今節最後の1戦は3月3日(月)に行われるビジャレアル対エスパニョール。ビジャレアルはここ6試合4勝2分と着実に勝ち点を積み重ね、5位の座を着実に固めてきた。一方のエスパニョールも年明け以降は3勝3分1敗と上り調子。下位の5チームが揃って敗れた前節には待望のアウェー初勝利を挙げ、降格圏との差を4ポイントに広げている。お互い良い流れで迎えるだけに、質の高い好勝負が期待できそうだ。
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