手術台で中村憲剛が無意識に発した言葉 包帯の巻かれた左足に不安を覚えた夜
麻酔が効く中で漏れ出た心の声
中村憲剛は入院した病室でも時間さえあれば、習慣になっていた左膝の曲げ伸ばしを行っていた 【本人提供】
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病室を出てエレベーターに乗って手術を行うエリアへと到着する。
「そこまでは家族と一緒なんですけど、その先はバイバイして、看護師さんと自分で入っていく。テレビドラマで見たことのある、あの感じです。長い廊下があって、いくつもの部屋に別れている。やっぱり、緊張しますよね。試合前みたいな感じで、少し心拍数が上がるような感覚すらある。全然、違いますけど、ピッチに入るみたいなね」
手術台の上に寝ると、ドクターをはじめとする病院のスタッフに「よろしくお願いします」と伝えた。
本人は全身麻酔の処置をされ、その後の記憶がないというが、朦朧とする意識のなかで、ある言葉を口にしたと言う。それは手術から数日経った朝の病室で、チームドクターでもある本田英三郎に診察を受けているときに聞いたそうだ。
ひと通りチェックを終えた本田が、中村にこう聞いた。
「そういえば、手術室で僕たちに『よろしくお願いします』と言った後、何て言ったか覚えていますか?」
中村はあいさつをしたことまでは覚えていたが、麻酔が効きはじめていたこともあり、その後のことは全く覚えていなかった。
「えっ、俺、何か言ってました?」
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