連載:ドラフト注目の大学生候補たち

4年越しのプロ入りへ、勝俣翔貴の思い U-18侍Jで開眼、大学で磨きかかった打撃

瀬川ふみ子
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勝俣翔貴は、居残りのグランドで、自宅の部屋でバットを振り込んできた「練習の虫」 【撮影:スリーライト】

 東海大菅生高時代、投げてはMAX144キロ、打ってもU-18侍ジャパンの主軸を務めるなど、「第27回U-18ベースボールワールドカップ」で活躍。投打両方でプロから注目された“二刀流”勝俣翔貴。国際武道大では野手一本で勝負し、右に左にホームランを打てる長打力とバットコントロールを兼ね備え、高打率を残せる選手としてこの4年間、注目を集めてきた。言葉少ないながらも、秘めたる闘志は最高級。そんな大学生ドラフト候補・勝俣に、ドラフト前の思いについて聞いた。

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家事をこなしながら野球漬けの大学生活

――高校時代に“二刀流”として高い評価を受け、プロ志望届を出しましたが、指名はされず……。あれから4年、自身2度目のドラフトを迎えます。今の心境を教えてください。

 高校時代は自分がどれぐらいの評価をいただいているかも分からない中、ただ「プロに行きたい」と思ってプロ志望届を出しました。今も、どれぐらい評価していただいているか分からないのですが、この4年間、「上の世界でやる」ということを目標に頑張ってきたので、今度こそ指名されたらいいなと思っています。

――あのときは、「2位までにかからなかったら国際武道大へ進学」という「2位縛り」があったんですよね?
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