アマNo.1捕手の呼び声高い東海大・海野 新たな「キャノン」がプロの扉を叩く
「甲斐キャノン」と比べられるほどの素早くて正確な二塁送球が持ち味の海野隆司。来年はどの球団で彼のプレーが見られるのか? 【撮影:スリーライト】
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いま求めているのは強肩よりも正確性
捕手として、強肩だけでなく、バッティングやリードにも定評がある海野 【Getty Images】
テレビでは甲斐さんの送球を見たことがありますが、実際に見たことがないので、甲斐さんがどのぐらいすごくて、自分が甲斐さんと比べてどうなのかとか、実際分からないです。でも、そう言っていただけたり、評価していただけるのはありがたいなと思っています。
――そんな海野選手がキャッチャーになったのはいつからですか? 自らキャッチャーになったのでしょうか?
小学校のときからです。ソフトボールをやっていたのですが、自分の中で、キャッチャーをやるってことは頭にない中、チーム事情でなってしまって……(笑)。最初にマスクを被ったときは、ただただボールを受ける左手が痛い。そして、ファウルチップが怖い。そのころは、キャッチャーとしての面白さも感じられなかったですね。
――そこからだんだんキャッチャーとしての力を発揮していくことになりますが、自分の肩の良さに気づいたのはいつですか?
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