清水梨紗&籾木結花の仲良しコンビが紹介 新生なでしこは「こんなメンバーです!」

日々野真理
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誰がイジられキャラで、誰がイジる側なのか。笑いを交えてチームメートの横顔を教えてくれた清水梨紗(左)と籾木結花 【浦正弘】

 女子ワールドカップ(W杯)・フランス大会に臨む23人の選手たちは、いったいどのような人物なのか。日テレ・ベレーザのチームメートで同い年の清水梨紗と籾木結花の仲良しコンビがそれぞれのプレースタイルからパーソナリティーまでを教えてくれた。一人ひとりの詳細なデータ付き。これを読めば、新生なでしこジャパンのことをより一層応援したくなるはずだ。(成績は6月3日現在)

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1 GK 池田咲紀子(浦和レッズレディース)

池田咲紀子(いけだ・さきこ) 【写真:西村尚己/アフロスポーツ】

生年月日:1992年9月8日
身長・体重:168センチ・60キロ
キャリア:浦和レッズレディース
世界大会出場歴:2008年U-17女子W杯/2012年U-20女子W杯
国際Aマッチ成績:14試合・18失点

籾木「フィールドプレーヤー並みに足下がすごくうまいGK」
清水「キックがすごく正確。あと、普段はなんか、お姉さん」
籾木「そうそう、お姉さん」
清水「はしゃいだりすることはないけど、ツッコんだりする」
籾木「たまにツッコむ感じで、面白いよね」

18 GK 山下杏也加(日テレ・ベレーザ)

山下杏也加(やました・あやか) 【写真:長田洋平/アフロスポーツ】

生年月日:1995年9月29日
身長・体重:170センチ・64キロ
キャリア:KSC加平ポニーテール→東加平キッカーズ女子→足立レディースフットボールクラブ→村田女子高→日テレ・メニーナ→日テレ・ベレーザ
世界大会出場歴:なし
国際Aマッチ成績:27試合・32失点

清水「ヤマは……男?」
籾木「アハハ、そんなこと言ってもいいの?」
清水「だって、優しいじゃん」
籾木「たしかにめちゃくちゃ優しい。上のほうに置いてある物を取ろうとしてたら、後ろから、ホイって取ってくれる」
清水「荷物が重そうだったら、自分の荷物もあるのに、持ってくれる。そういう男性みたいな優しさ」
籾木「GKとしては、男子とかそういうレベルじゃなく、野性的(笑)」
清水「たまに見せる笑顔もいいよね」
籾木「クシャッとした笑顔ね(笑)」

21 GK 平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)

平尾知佳(ひらお・ちか) 【写真:ムツ・カワモリ/アフロ】

生年月日:1996年12月31日
身長・体重:173センチ・65キロ
キャリア:六実サッカークラブ→松戸フットボールクラブ→JFAアカデミー福島→浦和レッズレディース→アルビレックス新潟レディース
世界大会出場歴:2012年U-17女子W杯/2016年U-20女子W杯
国際Aマッチ成績:2試合・4失点

清水「知佳はクロス対応がすごくうまい。ディフェンスからしたら、すごく助かる出方をしてくれる」
清水「同い年だから、仲良いよね」
籾木「うん、よくしゃべるよね。こうして見ると、GKは3人とも、キャラ、全然違うね」
清水「たしかに、全然違う(笑)」

2 DF 宇津木瑠美(シアトル・レインFC/アメリカ)

宇津木瑠美(うつぎ・るみ) 【Getty Images】

生年月日:1988年12月5日
身長・体重:168センチ・59キロ
キャリア:川崎ウィングス→川崎フロンターレ→日テレ・メニーナ→日テレ・ベレーザ→モンペリエHSC(フランス)→シアトル・レインFC(アメリカ)
世界大会出場歴:2008年U-20女子W杯/2007・2011・2015年女子W杯/2008年五輪
国際Aマッチ成績:113試合・6得点

籾木「瑠美さんは、すごく面白い」
清水「日本人じゃないみたい。外国人だよね」
籾木「うん、本当に」
清水「サッカーに対してはすごく真剣で、自分の意見をしっかり持っている人」
籾木「瑠美さんの守備は深さがすごくある。相手への対応が日本人ぽくないなって」
清水「頼りになるお姉さんだよね」

3 DF 鮫島彩(INAC神戸レオネッサ)

鮫島彩(さめしま・あや) 【Getty Images】

生年月日:1987年6月16日
身長・体重:163センチ・53キロ
キャリア:河内SCジュベニール→常盤木学園高→東京電力女子サッカー部マリーゼ→ボストン・ブレイカーズ(アメリカ)→モンペリエHSC(フランス)→ベガルタ仙台レディース→INAC神戸レオネッサ
世界大会出場歴: 2011・2015年女子W杯/2012年五輪
国際Aマッチ成績:109試合・5得点

清水「鮫さんは足が速い」
籾木「対人も強いよね」
清水「あと、チーム全体のことを見てくれるというか、気にかけてくれる感じがすごくする。同じサイドバックだから、学ぶことも多い」
籾木「(昔はイジられキャラだったが)そうなんですか!? 今はイジられてないよね」
清水「今はイジるほう(笑)」
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著者プロフィール

三重県出身。武蔵野女子大学短期大学部卒業後、米国に語学留学。帰国後、OLからフリーアナウンサーに転身し、1999年よりJリーグのレポーターとしてサッカーに関わり、以来サッカーを中心に活動。2002年ワールドカップ日韓大会期間中、「どこよりも奥深いワールドカップスタジオ」メインキャスターを務めた。10年W杯はスカパー!ワールドカップ番組のコメンテーターとして出演。Jリーグ中継のピッチレポーターを担当するほか、ハイライト番組やサッカー関連番組の司会中心に、インタビュアー、コメンテイターも多数務める。また、女子サッカーの取材も行っており、03年より「なでしこジャパン」の密着取材を10年以上に渡り続け、「なでしこジャパン」代表選手との親交も長い。著書は『凛と咲く なでし こジャパン30年目の歓喜と挑戦』(KKベストセラーズ)、共著は『世界一なでしこの 突破術』(双葉社)、構成として『ほまれ』(河出書房出版)、『負けない自分 になるための32のリーダーの習慣』(幻冬舎)など多数の書籍の出版にも携わる。20日開幕の東アジアカップではフジテレビのリポーターをつとめる。

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