連載:没後25年…アイルトン・セナの追憶

F1界の重要人物が語る、セナの功績 引き上げた現代マシンの安全性

田口浩次
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イモラ・サーキットで開催された追悼イベント

5月1日にイモラ・サーキットで開催されたセナ・メモリアルデー25周年イベントには、大きなポスターボードが用意された 【Imola circuit】

「今年のイモラは、まさに“春うらら”という言葉がぴったりな、柔らかな草木の色と鮮やかな青空のコントラストが見事で、穏やかな暖かさと、陽だまりが感じられました。まるで、ここを訪れた誰もが、アイルトンの記憶を思い出し、アイルトンの温かさやぬくもりを感じるような天候でしたよ。皆がメッセージを書いた巨大なポスターボードに描かれたアイルトンは、春の日差しと相まって、にこやかな笑顔に感じられました」

 5月1日に事故が発生したイモラ・サーキットで開催された、アイルトン・セナのメモリアルデーイベントに参加した、アニエス・カリエは現場の様子を語ってくれた。

 アニエス・カリエ。フランス人。1981年から98年まで、フィリップモリスなどのF1広報担当者として働き、その後はジャーナリストを務めつつ、バーニー・エクレストンから各サーキットのF1開催時のアドバイザーを頼まれるなど、F1界における最も重要な人物のひとりだ。フィリップモリスのF1担当者として、ニキ・ラウダ、アラン・プロスト、そしてセナと、3人のワールドチャンピオンと一緒に仕事をしてきたアニエスに、それぞれのドライバーの違いを聞いた。

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