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森岡亮太が後半戦も好調な滑り出し
2得点を演出しMOMに選出される

森岡は今季10アシスト目を記録

森岡はSTVV戦で2得点を演出。スルーパスで今季10アシスト目を記録した
森岡はSTVV戦で2得点を演出。スルーパスで今季10アシスト目を記録した【写真は共同】

 ベルギーリーグはウインターブレークが空け、シーズン後半戦が始まった。森岡亮太が所属するべフェレンは、今年最初のゲームを日本の企業「DMM」が買収したことで話題になったシント・トロイデンVV(STVV)と対戦し、3−1で快勝した。この勝利でべフェレンは順位を2つ上げ8位に。STVVは1つ順位を落として7位になった(順位は共に暫定)。


 森岡はチームの2ゴールを演出した。まず12分、センターバックから大きくサイドを変えるロングパスが左サイドバックのエアディン・デミルへ。デミルはヘディングで折り返してボールを森岡に預けると、相手の背後に向かってフリーラン。そこに森岡からの丁寧なスルーパスが届いてクロスを入れると、相手DFのオウンゴールを誘った。


「サイドで数的有利を作れました。彼(デミル)の左足は精度があります。ゴール自体はラッキーでしたが、本当に監督が求める形でしたし良かった。サイドチェンジして崩すということは、ずっと新しい監督(スベン・フェルマント)のもとでやっていましたので」(森岡)


 その3分後、森岡は今季10アシスト目を記録した。相手のセットプレーをべフェレンが防ぎ、自陣深いところで森岡がボールを拾うと右オープンスペースにスルーパスを送った。森岡のパスを受けた右ウイングのアレクサンダル・ボリェビッチがハーフウェーラインから独走し、最後はGKもかわして無人のゴールに追加点を流し込んだ。

ベルギーメディアで続く森岡の移籍報道

 その他にも39分には中央で森岡のワンツーパスからSTVVの守備網を切り裂いて、オポク・アンポマーをGKと1対1にする絶好機を作り、66分にも自陣からの森岡のキラーパスで再びボリェビッチを独走させた。


 中でも圧巻だったのは後半立ち上がりとなる48分のロングパス。自陣右サイドライン際から敵陣遠くへ視線を送った森岡は、ためらうことなく60メートルはあろうかというロングパスを蹴った。これが相手ペナルティーエリア左側へ走り込んでいたアンポマーの足元にピタリと届いたが、トラップが大きくなってしまってGKに防がれた。


「2日前からお尻がすごく固くなってしまい、走ると引きずってしまった」と万全のコンディションではなかったが、チャンスメーカーとしての役割を十二分に果たした森岡を、スポーツ専門サイト『スポルツァ』はマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選んだ。


「冬の移籍市場の目玉」と目されていた森岡よりひと足早く監督のフィリップ・クレマン、主将のイブラヒム・セクがヘンクへと移籍していった。「それがフットボール」と語る森岡に対し、アンデルレヒト、クラブ・ブルージュ、ヘンクに加え「STVVも関心を示している」という報道が最近、ベルギーメディアを賑わせた。


「僕もニュースで知ることは多いですよ(笑)。『あれ!?』『ホンマに!?』みたいな。どうなるか分かりませんが、まずはいるチームで頑張りたいと思います」

中田徹
中田徹

1966年生まれ。転勤族だったため、住む先々の土地でサッカーを楽しむことが基本姿勢。86年ワールドカップ(W杯)メキシコ大会を23試合観戦したことでサッカー観を養い、市井(しせい)の立場から“日常の中のサッカー”を語り続けている。W杯やユーロ(欧州選手権)をはじめオランダリーグ、ベルギーリーグ、ドイツ・ブンデスリーガなどを現地取材、リポートしている

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