【RIZIN】アイドル・小池美由さんが語る“RIZIN愛”「ファンの気持ちでいつもドキドキ」
トーナメントは2人とも応援したくて葛藤
周りから期待されるプレッシャーの中でもしっかりと結果を出しているRENA選手にただただ尊敬です! 【(C)RIZIN FF/Sachiko Hotaka】
しちゃいますねー。やっぱり2人とも。
――RENA選手の印象はどうですか?
試合前の煽りVTRを見ていても、ちゃんと努力をしている選手。かわいいし、見た目も良いけど、それだけでここまで来たわけじゃないですよね。最初に目を引くのは見た目だったり、愛嬌だったりするかもですけど、かわいいと言われる自分に甘んじていないのがすごいです!
ちゃんと毎回勝利という結果も出しているし、100パーセント勝つことを期待されている中で、あとは勝ち方も見られたりしますよね。それでもKOで勝利したりして、すべての期待に応えているプレッシャーは半端ないと思うんですけど、それに応えているRENA選手はただただすごいです。尊敬です!
――そのRENA選手に立ち向かおうとしている浅倉選手は?
いやー、それは向かって行きたいと思っているし、RENA選手も向かってきてほしいと期待している部分もあると思います。RENA選手は目標になって標的にされている部分もあると思うし、それほど自分に魅力があるということだろうし。強いと認められている部分もあると思うから。でもやっぱり“下克上”にも期待しちゃう(笑)。あー、悪い小池が出ちゃう。「浅倉選手、頑張れ!」って思うけど、負けるRENA選手も見られないし。これはもう、どっちを応援しようかとファンのみなさんが葛藤していますよね? 涙をのんで見ることになるので、楽しみで仕方ないです。
すべてを持っている天心選手は末恐ろしい!
那須川天心選手は、強さ、若さ、スター性、ドラマと全部を兼ね備え、「応援したくなる」選手です! 【写真:中原義史】
やっぱり試合が大好きなのは天心選手ですね。私は天心選手が好き過ぎて、RIZIN以外の試合も見に行っちゃうくらいです(笑)。
天心選手はあの若さで、あのパフォーマンスができるというのは、本当の“スター”ですよね! 絵に描いたようなスターが出てきたと思います。それにセコンドにはお父さんが付いているというドラマもあるし、すべて持っていますよね。ドラマも、強さも、スター性も。
何だよ!!! ないものが1個もないじゃないか!
――それに19歳という若さも魅力ですよね。
ね、恐ろしくない!? 恐ろしいですよ。それに期待の量が半端ないですし、前回の試合では天心選手とRENA選手の試合が地上波で放送されて、プレッシャーがかなりあったと思うんですけど、それを19歳でこなしてしまう。私が19歳の時にそんなプレッシャーをかけられたら、寝込んじゃいますよ!(笑)
それをしっかりやりのけているし、試合ではないところでは、10代のかわいい笑顔もあるし、一生懸命頑張っている姿もあるし、そのギャップが、本当に応援したくなる選手だなって思います。
「応援したくなる」って、大きいですよね。何がそうさせるのかは分からないですけど、頑張ることでみんなが応援したくなる選手は素晴らしいと思います。これからの活躍に楽しみと期待感しかないです。
――一方ベテランでは、1年ぶりの試合となるミルコ・クロコップ選手も注目ですよね。
私はミルコ選手の試合を動画サイトでしか見たことがないのですが、うちの両親はミルコ選手が見たいから今年の大会も見るきっかけになりますね。若い選手がいて、レジェンド選手もいて、だからまた見ようという気持ちになっていて。そのおかげで親子一緒に盛り上がれるようなRIZINの大会になりそうです。
それこそ昨年はトーナメントで優勝して、それって信じられない話じゃないですか? みんなどこか「レジェンドだから」とか、「ビッグネームなだけ」って思っていたと思うんですけど、昨年の試合を見てしまうと、今年も期待しちゃいますよね。またすごいKO勝ちが見られるかもしれませんね。
選手のリアルな部分を伝えていきたい
「表の部分じゃ見られない裏で起きる一瞬の出来事」が伝えられる「GYAO!」の生配信。大会のすべてを見たい方は注目だ! 【スポーツナビ】
前回と前々回の大会では、グローブチェックの近くが放送席でした。ですので、近くで選手のミット打ちとかを生で見られたんです。そんな機会、普通はないですよね!
本当に私とユリオカさんを映さなくていいから、定点カメラでそのシーンを映していて欲しいです。そんな貴重な場面を見られる場所でした。ほんの一瞬ですけど、選手同士がすれ違ってハイタッチをしたり、“山本一族”が山本美憂選手の試合前に円陣を組んでいたり。そのときはボソボソ声で「頑張るぞ」「負けるな」みたいな声を掛け合っていて、私たちは距離が近いから耳を傾けて聞いちゃって。生配信が始まっているのに、2人とも黙っちゃいました(笑)。そういうところが生配信ならではのシーンかなって思います。
――そんなユリオカさんとのコンビネーションはどうですか? それこそ昔は試合結果が言えない放送が続いて、ユリオカさんの「ドラゴン・ストップ」が活躍したりしていましたが。
そうなんですよね。もうユリオカさんのモノマネが見られないんです!(笑)
それを欲しがっている一部の視聴者さんはいらっしゃると思うので、是非どこかで使って欲しいですよね。私から振るように、どっかで仕込みます(笑)。
本当にユリオカさんの知識の情報量は半端ないです。すごく勉強になります。ユリオカさんのことをたまに、「ウィキペディア」って呼んでいますから。あ、そうそう、ユリオカさんはいつもノートを持ってきていて、それが格闘技ノートのようなんですけど、それをチラ見しても私にはもはや解読できない! その情報がものすごくマニアックなものから、ためになるものまでぎっしり書かれていて、毎回大会にいくのが楽しみです。そこも「GYAO!」の配信じゃないと聞けないので注目ですね。
――それでは最後に、今回の放送ではどんなことを伝えたいですか?
放送ブースが裏に設置される生配信の番組なので、表の部分じゃ見られない裏で起きる一瞬の出来事とか、選手やチームの人たちの声とか。あの配信でしか見られないものが、仕込みじゃないからいつ起きるか分からないので、すべてを注目してもらえたらいいなと思います。あと選手の方々も放送ブースに来てくれるので、リアルな感じを伝えていきたいです!