【RIZIN】トーナメントへ軽快な動き見せる堀口恭司「ベルトを巻いて最高のスタートに」
公開練習で軽快な動きを見せた堀口恭司 【写真:長谷川亮】
練習を積む米国フロリダのアメリカン・トップ・チームから15日に帰国した堀口は、現在群馬の実家へ戻り、古巣である栃木の空手道場で調整を行っている。コーチ及びセコンド陣は大会直前に来日し、ここで最終確認をへてトーナメントに臨む。
この日の公開練習では3分1ラウンドのシャドーボクシングを披露。7月のトーナメント1回戦、所英男戦で見せたスピードあるフットワークで変幻自在に動くと、出自である空手を生かし左右の別なく次々と攻撃を繰り出す。伸びのあるストレート、後ろ回し蹴りといった大技を繰り出しながらもバランスと重心は崩さず、タックルの動作も織り交ぜ、やはり優勝候補と思わせる速さと動きだった。
寝技も強化「頭の中に説明書ができている」
公開練習では3分1ラウンドのシャドーボクシングだったが、米国の練習ではしっかり寝技も磨いている 【写真:長谷川亮】
また、「やっぱり(チーム内に)いろいろな選手がいるので、空手だけじゃなくレスリングだったり、自分で研究していろいろなパターンを取り入れてやっています」と話す通り、得意の打撃を繰り出しながらもテイクダウンやそのフェイントも組み込み、MMAとしての完成度をさらに高めた印象だった。