青森山田・小山内「自分の代で優勝が目標」 第96回全国高校サッカー選手権 抽選会

スポーツナビ

長崎総科大附 田中純平主将

初戦で中京大中京とまみえる長崎総科大附の田中純平主将は3年前のリベンジを誓った 【スポーツナビ】

「3年前のリベンジマッチ」

(初戦の対戦相手である中京大中京について)3年前に(1回戦で)先輩たちが負けている相手なので、リベンジマッチという意味ではすごく意味のある試合だと思います。特に意識はしていませんでしたが、決まってすぐに3年前のことを思い出しましたね。(U−18日本代表で現チームのエースである)安藤瑞季の兄・翼さんたちでも勝てなかった相手なので、そこに自分たちが正々堂々とぶつかって勝ちたいと思います。

(今年のチームの強みは?)安藤が目立ちがちですが、その周りの選手たちも、どこからでも点が取れるチームだと思います。自分たち守備陣がそれを支えていければと思います。

(かなり厳しいブロックに入った印象だが)全国大会なのでどこも強いチームばかりです。その中でも素晴らしいチームとできるチャンスなので、プラスにとらえて全国大会までにしっかりと準備したいです。

滝川第二 稲田丈太郎主将

1回戦で激突する実践学園の尾前祥奈主将(左)と滝川第二の稲田丈太郎主将 【スポーツナビ】

「自分たちは『点を取ってなんぼ』のチーム」

(対戦する実践学園について)東京都の代表とあまり試合をする機会がないので、情報があまりありません。自分たちは「点を取ってなんぼ」のチームなので、そういうスタイルを貫いて点を取って勝てたらと思います。

(対戦してみたい学校は)去年は群馬県代表の前橋育英高校に負けているので、まだ(選手権出場が)決まっていないですけれど、そことやれたらいいなと思います。

(今年のチームのスローガンは?)サッカー部のモットーは「怯まず、驕らず、溌剌と」という言葉があります。今年の代の一文字というのが毎年あるのですが、今年は「輪(わ)」です。チームの雰囲気やまとまりを大切にしてやっています。「輪」は3年生が新チームで始動したときに話し合って決めました。

(トーナメントで意識する戦い方は?)特になくて、滝二は代々、トーナメントに強い学校ですから。自分たちのサッカーがしっかりできれば勝てるチームだと思います。特に今年は勝負強いチームだと思います。県大会もけっこう厳しかったので、先に点を取られてもやれる自信はあります。県大会でサッカー自体が成長したと思うし、人間的にも3年生は成長したと思うので、そういう試合を全国でもできたらと思います。

(目標は)去年は(4強に進出して)埼玉スタジアムで勝つと、監督がずっと言っていました。去年はベスト8で果たせずに終わったので、今年はとにかくベスト4以上という目標を掲げて頑張っていきたいと思います。

実践学園 尾前祥奈主将

「まずは初戦に全力で取り組みたい」

(相手が滝川第二に決まって)やはり名前のある高校だと思いますし、チャレンジャーという気持ちで挑めます。相手どうこうということではないと思いますので、自分たちのサッカーをして勝てるようにやっていきたいです。

(抽選会に向けてチームメートに何と言って送り出された?)東福岡だけは引かないでくれと言われました(笑)。滝川第二もいいのか悪いのか分からないですけれど、そこを突破したら可能性が出てくると思うので、まずは初戦に全力で取り組みたいです。

(目標は?)新チームが始まってからはまずは4冠というところ、東京都のリーグ、関東大会、インターハイ、選手権に出場するという目標をまず立てて、その後に全国の中ではベスト8以上というのを目標にやっています。16が今までで最高成績なので、そこを超えられるようにという目標はあります。

(今年のチームのスローガンはある?)毎年だったら「心で勝負」というのが自分たちのスローガンなんですけれど、最初に決めたところでいったら「最高の準備」「準備の質を高める」というところ。あとはカテゴリーが何チームか編成されているんですけれど、たとえば自分たちトップチームがT1リーグに所属していて、セカンドがT2という感じで分けているんですけれど、他チームの応援を全力でするというのがあります。

 応援というのは自分たちに返ってくるものだと思うので、応援してもらっている分、その恩返しじゃないですけれど、チームの応援は絶対に全力でするというのは、新チームが始まった時に決めたことです。(応援が力になったことは?)毎試合です。(応援を)全力でやってくれるから、自分たちも全力でやらなければいけないという気持ちになりました。

清水桜が丘 白井海斗主将

「清商」から清水桜が丘へ。白井海斗主将は「桜が丘という名前は全然知られていないと思うので、自分たちが最初の知られる要因になれればいいと思います」と意気込む 【スポーツナビ】

「チームの勝ちの次に、自分のプレーをアピールする場」

(11月18日に静岡学園を静岡県予選決勝でPK戦の末に破り、ようやく全国の舞台にたどりついたが)土曜日に試合に勝てて決まったのはすごくうれしかったです。やはり1年、2年のときに悔しい思いをしていたので。全国に出られるという実感が湧いてきて、すごく楽しみな部分の方が僕は大きいです。悔いが残らないように、最後の大会なので、全力で楽しみたいです。

(抽選の感想は?)ブロックとしてはすごいところに入ったなと思うんですけれど、その分、勝てば勝つほど強いチームとできるというのも、静岡県内では味わえないところだと思います。1試合でも多く勝っていって強いチームとやって、それを楽しむだけじゃなくて勝てばもっと楽しくなると思うので。もちろん強いチームはあると思うんですけれど、勝ちにこだわっていきたいと思います。

(清水商業から学校名が変わって注目されていると思うが)よく言われるんですけど、自分たちは1年のころに(校名が)変わってから入っているので、それほど気にしていないです。ただ、まだ(清水)桜が丘という名前は全然知られていないと思うので、自分たちが最初の知られる要因になれればいいと思います。「清商(きよしょう)」というと分かる人が多いと思うんですけれど、それをなくすくらいの気持ちでいきたいです。

(自分のプレーを見てもらう機会も増えると思うが)もちろんチームの勝利が最優先なんですけれど、こういう舞台はチームの勝ちの次に、自分のプレーをアピールする場だと思います。自分の夢はプロのサッカー選手になることなので、少しでもいいプレーをして、アピールしていけたらいいと思います。

(目標は?)チームで言っているとかはないですけれど、静岡県代表なので、優勝を目指して1試合1試合やりたいし、最近は静岡が結果がでていないところもあるので、ここで一回、静岡もサッカーが強いんだぞ、というところをサッカーで表したいと思います。

2/3ページ

著者プロフィール

スポーツナビ編集部による執筆・編集・構成の記事。コラムやインタビューなどの深い読み物や、“今知りたい”スポーツの最新情報をお届けします。

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント