イチロー、まさかの落球?=マリナーズ遠征リポート Day2
3:00PM
最上部にあるメディア入り口から球場を見渡せるドジャー・スタジアム 【木本大志】
この球場は、最上部にメディア入り口があり、そこから球場を見下ろす景色が有名。
マリナーズの何人かが、早出特打をしていたが、外野に目を凝らすと、きのう復帰したばかりの城島健司が、一人で外野を走っていた。
黙々とそれは続き、30分以上。たっぷりと汗をかき、終わったときには、ダッグアウトの階段に座り込んだ。
この日は、出場予定がない。こういう日に体を追い込むのが、城島の調整法。おそらくこれから、ウエイトルームに入るのだろう。
城島が、走りながらチラチラと向けていた視線の先にいたのが、黒田博樹。
ドジャース投手陣は、マリナーズの特打が終わってからバント練習を始めていたが、そこに黒田がいたのだ。
黒田は明日の先発。明日はマスクをかぶる城島、イチローとの対戦が、当然ながら注目される。
4:00PM
エイドリアン・ベルトレが痛めている左肩の手術に踏み切るというのだ。
昨年9月、ベルトレは左肩を手術。ワールドベースボールクラシック(WBC)はその左肩の回復が遅れていることを理由に辞退したが、シーズンが始まってから再び肩を痛め、その痛みに関しては、「昨年よりひどい」そうだ。
ジャック・ズレンシックGMも、「きょうが、手術前の最後の試合になる」とベルトレが手術に踏み切ることを認めている。
4月は2割7厘、5月は2割5分だったベルトレ。6月に入ってからは打率3割2分9厘と調子を上げていただけに、チームとしては痛手。
ゴールドグラブの三塁手が抜けることも、ディフェンス面では大きなマイナスで、チームが前半のヤマ場を迎えたところでの離脱は、大きな影響を与えそうだ。
試合開始20分前になった……。