なぜ夜中に目が覚めてしまうのか?中途覚醒の理由と、放置するデメリット
すぐにまた寝付けたり、生活に支障を生じたりしていなければあまり気にすることはありません。しかし、夜中に何度も目が覚めてお困りの方は要注意です。
中途覚醒について、その症状や考えられる原因などを、薬剤師の目線から解説します。
夜中に目が覚めて眠れない、それ「中途覚醒」です
いったん寝付けても夜中に何回も起きてしまい、眠りが浅いタイプです。
「夜中に目覚めたら眠れない」「ぐっすり眠れないことで日常生活に支障が出ている」ようであれば中途覚醒の可能性があります。
中途覚醒、考えられる原因は
・老化(加齢によって体内リズムが変化すると、若い頃よりも眠りが浅くなる傾向にある)
・糖尿病
・高血圧
・うつ病
・睡眠時無呼吸症候群
・過度なアルコールやカフェインの摂取(脳が覚醒して睡眠が浅くなり、利尿作用で夜間のトイレ回数が多くなることも)
・精神的ストレスや身体的ストレス など
中途覚醒、気にしないのはどう? 放置するリスクとは
また、通常、寝ている間は「副交感神経」が優位になっていますが、不眠によって「交感神経」が活発になることで高血圧を引き起こす可能性もあります。
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さらに、睡眠が十分でないとインスリンの働きが低下するため、糖尿病のリスクも高まるとされています。
夜中に目が覚めたらどうしたらいい? 再入眠へのコツ
一度布団から出てアロマを嗅ぐ、温かいノンカフェインの飲み物を飲む、ゆったりした音楽を小さな音で聴くなどして、リラックスしながら次の眠気が来るのを待ちましょう。
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