第101回箱根駅伝予選会

2024/10/19(土) 9:35スタート

出場10校が決定 立教大が首位通過、東農大が1秒差で箱根逃す

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総括

 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会が19日、東京都立川市で行われた。陸上自衛隊立川駐屯地から立川市街地を抜け、国営昭和記念公園に至るハーフマラソンコース(21.0975キロ)で実施。10月ながら気温が30度近い過酷な条件の中、10校の本戦出場枠を懸け43校が参加した。

 レースは留学生ランナーが先頭集団を形成。終盤まで先頭で粘った日本大のシャドラック・キップケメイ(2年)が1時間58秒で2年連続の予選会トップを飾った。日本人トップは中央学院大の吉田礼志(4年)が1時間3分30秒で駆け抜けた。

 予選会は各校10人のゴールした合計タイムで競われるが、全体1位となったのは立教大。3年連続30回目の本戦出場を決めた。続いて専修大(2年ぶり72回目)、山梨学院大(5年連続38回目)、日本体育大(77年連続77回目)、中央学院大(2年連続24回目)、中央大(8年連続98回目)、日本大(2年連続91回目)、東京国際大(2年ぶり8回目)、神奈川大(2年連続55回)、順天堂大(14年連続66回目)が上位10校に入り本戦出場を決めた。

 11位に入った東京農業大は10位の順天堂大とはわずか1秒の差で出場権を得ることができなかった。伝統校である明治大、11年連続での出場を続けていた東海大などが予選会で涙を飲むこととなった。

 第101回箱根駅伝は2025年1月2日、3日に今回予選を通過した10校と前回大会上位シード校10校が参加。オープン参加となる関東学生連合チームを加えた21チームが新春の箱根路を走る。

テキスト速報

  • ゴール

    日本大のキップケメイがゴール。2年連続で予選会トップを獲得。タイムは1時間58秒。2位は山梨学院大のキビエゴが入った。専修大のマイナ、上武大のパトリック、駿河台大のレマイヤン、日本薬科大のキプルトの順でゴールしていく。日本人トップの吉田は1時間3分30秒でゴール。その後に東京国際大のエティーリがゴールした。トップのゴールから3分程遅れて、続々とランナーたちが駆け込む。最後の1秒まで削り出す必死の走りが続く。

    最初に10人のランナーがゴールしたのは立教大。続いて中央学院大、専修大、明治大、神奈川大と続く。最終結果は10人のタイム合計で決まり、10校のみが出場権を得られる。

  • 18.5キロ

    先頭集団から遅れてきた東京国際大のエティーリに、日本人トップの中央学院大の吉田が追いつく。エティーリはペースが上がらない

  • 17.4キロ

    17.4キロ地点の10人の通過順位は立教大がトップ。1分以上遅れて、専修大、山梨学院大、日本体育大、中央大、中央学院大、日本大、東海大、東京国際大、順天堂大と続く。上位10校を追いかけるのが神奈川大。その差は3秒程度。東京農業大、国士舘大、明治大が予選突破ラインを懸けて懸命の走りを見せる。

  • 16.5キロ

    日本人トップを走る中央学院大の吉田が前の集団から遅れてきた留学生ランナー3人を引き連れて、前を追う。日本人2位を争うのは中央大の白川陽大と立教大の馬場賢人。

  • 15キロ

    先頭集団が43分32秒で通過。東京国際大のエティーリは44分10秒と30秒近く先頭集団から遅れを取る。日本人トップの中央学院大の吉田は44分44秒で通過していく。

    15キロの上位10選手合計の通過タイムでは立教大、日本体育大 山梨学院大、中央大、専修大、中央学院大、東京国際大、日本大、東海大、国士舘大が上位に

  • 14.5キロ

    先頭は山梨学院大のキビエゴ、日本大のキップケメイ、上武大のパトリック、専修大のダンカン・マイナ、駿河台大のスティーブン・レマイヤンの5人の集団。後続との差をどんどん広げていく。

  • 13キロ

    先頭集団から東京国際大のエティーリと平成国際大のジョセフ・ムイガイがやや遅れ始め、6人が集団で前を走る。

  • 10キロ

    先頭集団が10キロを28分50秒で通過。山梨学院大のキビエゴ、日本大のキップケメイ、東京国際大のエティーリら8人で集団を形成。日本人トップとなる中央学院大の吉田が45秒ほど離れて通過していく。

    10キロ通過時点で立教大、日本体育大、中央大、国士舘大、東京国際大、山梨学院大、東海大、日本代、専修大、順天堂大がトップ10に入る。

  • 8キロ

    給水地点で山梨学院大のキビエゴ、日本大のキップケメイが前に出る。先頭集団は8人に。東京国際大のエティーリは集団の最後方に位置付ける。

  • 7キロ

    上武大のパトリックが後続に追いつかれ、東京国際大のエティーリ、日本大のシャドラック・キップケメイらと9人の先頭集団となる

  • 5キロ

    上武大のパトリックが14分11秒で通過。そこから3秒ほど離れて10人を超える留学生ランナーが集団で追いかける。日本人トップの中央学院大の吉田は14分45秒で通過していく。その後ろで集団を形成する選手たちは15分を超える抑えたペースで5キロを通過していく。

  • 4キロ

    上武大のパトリックが先頭。そこから数秒離れて留学生ランナーが集団を形成。そこからさらに数秒離れ、中央学院大の吉田礼志が日本人トップで前を追いかける。

  • 3キロ

    上武大のパトリックが先頭を単独で走る。そこから数秒離れて留学生ランナーが集団を形成。東京国際大のリチャード・エティーリも集団の前方に位置付ける。

  • 1キロ

    先頭のランナーが2分47秒で通過。山梨学院大のブライアン・キビエゴ、上武大のカマウ・パトリックらが飛び出す。そこから数秒離れて、多くのランナーが長い隊列を作る。

  • スタート

    43校のランナーが一斉にスタート。

  • まもなくスタート

    現地の天気は晴れ。気温は23.2度とかなり高温に。陸上自衛隊立川駐屯地から立川市街地を経て国営昭和記念公園へ至るルートで行われる。500人を超えるランナーたちが号砲を待つ。

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