ファンが選ぶ!プロ野球・活躍してほしい若手ランキング
記事
スポーツナビでファン投票を実施した「プロ野球、ファンが選ぶ!活躍してほしい若手ランキング」企画。それぞれの球団で、開幕後に活躍が見たいと思う選手を選んで投票してもらいました。
今回は楽天編。ファンの期待が最も高かった選手は!?
楽天
順位 | 選手名 | 得票率 |
---|---|---|
1 | 辰己涼介 | 21.83% |
2 | 黒川史陽 | 18.45% |
3 | 藤平尚真 | 10.65% |
4 | 太田光 | 8.89% |
5 | オコエ瑠偉 | 8.08% |
6 | 渡邊佳明 | 7.14% |
7 | 安樂智大 | 4.93% |
8 | 津留﨑大成 | 4.32% |
9 | 水上桂 | 3.45% |
10 | 堀内謙伍 | 2.72% |
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解説
2013年以来となる日本一の栄光を掴み取るため、石井一久GMの下で戦力強化を図っている楽天。チームには能力の高い若手がチャンスを虎視眈々とチャンスをうかがっている。
その若手陣の中で今回、ファンから最も多くの支持を集めたのは俊足巧打の外野手、辰己涼介だった。兵庫・社高から立命館大を経てドラフト1位でプロ入り。1年目の昨季は124試合に出場し、打率.229、4本塁打、25打点と打撃面ではやや苦しんだが、広い守備範囲でチームを何度も救い、チームトップの13盗塁をマークした。オフの背番号8への変更は期待の証。それに応えるように、「9番・センター」でスタメン出場した今季開幕戦ではいきなり2安打2打点の活躍を見せる好スタートを見せた。
続く2位にランクインしたのは、ドラフト2位の高卒ルーキー・黒川史陽だ。智弁和歌山高で5季連続の甲子園出場を果たし、非凡な打撃センスを見せつけて多くの注目を集めた。攻守両面での能力の高さは入団後もすぐに認められ、今春のキャンプでは高卒新人ながら1軍にフル帯同。二遊間の競争は激しいが、その中でも早期の1軍デビューにも期待が持てる存在となっている。
野手2人が1位を争った中、3位には将来のエースとして期待される藤平尚真がランクインした。横浜高からドラフト1位で入団し、今季が4年目。1年目に3勝、2年目に4勝を挙げながら、昨季は1軍未勝利。それでもファームでは9勝2敗、防御率2.91にイースタン最多の107奪三振をマークしており、今季の活躍が期待される。
そして嶋基宏が抜けたチームの若き正捕手、太田光が4位に入り、続く5位には規格外の能力の完全開花が待たれる高卒5年目のオコエ瑠偉がランクイン。以下、1年目から77試合に出場して得点圏打率.393を記録した渡邊佳明が6位、高卒6年目を迎えたドラフト1位右腕・安樂智大が7位に入った。楽天というチームが今以上にファンから強く愛されるためには、他球団からの補強を推し進めるだけでなく、自分たちで育て上げた選手がチームの主力となり、生え抜きのスターとして活躍することが必要になるだろう。その役割を、是非とも彼らに託したい。
(文:ベースボール・タイムズ)