ファンが選ぶ!プロ野球・活躍してほしい若手ランキング

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スポーツナビでファン投票を実施した「プロ野球、ファンが選ぶ!活躍してほしい若手ランキング」企画。それぞれの球団で、開幕後に活躍が見たいと思う選手を選んで投票してもらいました。

今回は広島編。ファンの期待が最も高かった選手は!?

広島

順位 選手名 得票率
1 森下暢仁 23.53%
2 小園海斗 17.97%
3 坂倉将吾 9.84%
4 中村奨成 9.62%
5 宇草孔基 5.74%
6 林晃汰 4.77%
7 遠藤淳志 4.28%
8 山口翔 3.61%
9 アドゥワ誠 3.32%
10 高橋昂也 3.03%

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解説

21日のプロ初登板では、いきなり7回無失点の快投を見せた森下。即戦力ルーキーとしての期待は高まるばかりだ(写真は共同)

 リーグ3連覇の栄華から昨季はBクラス転落となった広島。しかし、まだまだ戦力は充実しており、自慢の育成力は佐々岡真司新監督のもとでも変わらないだろう。

 その中で今季、ファンからの期待が最も大きい若手は、ドラフト1位ルーキーの森下暢仁となった。明治大でエースとして東京六大学の舞台で活躍し、150キロ超の伸びのあるストレートとカットボール、チェンジアップ、そして独特の軌道を描くカーブを操り、コントロールも抜群。6月21日のプロ初登板では勝ち星こそ逃したものの、7回無失点といきなり快投を見せた。投手としての高い総合力で勝ち星を連ねるはずだ。

 続いて2位には、昨年のドラフト1位・小園海斗が入った。高卒1年目だった昨季は1軍58試合に出場して打率.213、4本塁打、16打点の成績を残し、その数字以上の大きな期待感を抱かせた。攻守両面でのレベルアップを宣言する今季は、どこまでスタメン出場試合を増やせるか。

 そして3位には、高卒4年目の坂倉将吾がランクイン。名門・日大三高からドラフト4位でプロ入りすると、1年目から2軍で結果を残して1軍の試合にも出場。捕手登録だが、高い打撃力と俊足を生かし、昨季は外野手として出番を増やして1軍51試合に出場(打率.230、1本塁打、7打点)。2軍では.327の高打率を残しており、経験を積んだ今季はさらなる進化が期待できる。

 惜しくも4位となったのは、高卒3年目となる中村奨成。2017年夏の甲子園で大会新記録となる6本塁打を放ったドラフト1位だが、プロでは2年間1軍出場なし。捕手というポジションもあって2軍で育成中だが、そろそろ目に見える結果をファンは見たいところだ。以下、東京六大学のヒットメーカー・宇草孔基、高卒2年目の大砲候補・林晃汰、昨季プロ初勝利を挙げた高卒3年目右腕・遠藤淳志と続いた。今後、カープがどこまで「強さ」を維持できるか。それは彼らの成長にかかっている。
(文:ベースボールタイムズ)

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