ファンが選ぶ!プロ野球・活躍してほしい若手ランキング

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スポーツナビでファン投票を実施した「プロ野球、ファンが選ぶ!活躍してほしい若手ランキング」企画。それぞれの球団で、開幕後に活躍が見たいと思う選手を選んで投票してもらいました。

今回は阪神編。ファンの期待が最も高かった選手は!?

阪神

順位 選手名 得票率
1 井上広大 27.02%
2 西純矢 17.21%
3 植田海 13.04%
4 才木浩人 10.82%
5 望月惇志 6.34%
6 及川雅貴 6.00%
7 小川一平 5.38%
8 遠藤成 4.66%
9 浜地真澄 2.30%
10 小幡竜平 1.82%

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解説

昨夏の甲子園を制した履正社高の主砲として活躍した井上。プロの舞台でもホームの甲子園で大きなアーチを期待したい(写真は共同)

 矢野燿大監督のもとでチーム改革を推し進めている阪神。昨秋のドラフト会議では、1位から5位まで甲子園で活躍した高校生を次々と指名し、選手の高齢化が長年の課題だったチームに一気にフレッシュな面々が加わった。

 その中で、ファンが最も期待を寄せたのが、昨夏の甲子園を制した履正社高の4番、井上広大だ。ドラフト2位入団のロマンあふれる右の長距離砲に対して、6129の投票が集まった。得票数は12球団中トップで、高い期待度がアンケート結果として現れた。すでに開幕前の対外試合では2軍の4番として出場を重ねて6本塁打をマーク(6月23日時点)。まずは2軍で英才教育を施される予定だが、ファンとしては早く甲子園でのアーチを見たいところだ。

 続く2位には、ドラフト1位入団のルーキー右腕、西純矢がランクイン。創志学園高の2年生エースとして注目を集め、同世代の佐々木朗希、奥川恭伸の2人に次ぐ存在として高い評価を得た。持ち味は「馬力」と「気迫」。肉体的な強さがあり、すでに6月7日の練習試合では最速151キロを計測するなど順調な調整ぶり。早期の1軍デビューもあり得る状況になってきた。

 3位の得票数を得たのは、高卒6年目の俊足内野手、植田海。2018年に104試合、19年に81試合の一軍出場を果たし、2年連続2ケタ盗塁(19盗塁、12盗塁)と切り札として存在感を示してきたが、まだまだ満足はしていない。目指すは不動のレギュラー。今回のアンケート結果が、その後押しになるはずだ。

 さらに4位以下には、右肘故障からの復活を目指す将来のエース候補・才木浩人、同じく剛速球が魅力の若手右腕である望月惇志、大きな可能性を秘める高卒ルーキー左腕・及川雅貴と続き、独特な軌道の変化球を武器に今年の新人唯一の開幕1軍入りを果たした小川一平、強打強肩の将来の主軸候補の高卒ルーキー・遠藤成が選ばれた。果たして、この中から虎の救世主が現れるのか。彼らの活躍が待ちきれない。
(文:ベースボールタイムズ)

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