ファンが選ぶ!プロ野球・活躍してほしい若手ランキング
記事
スポーツナビでファン投票を実施した「プロ野球、ファンが選ぶ!活躍してほしい若手ランキング」企画。それぞれの球団で、開幕後に活躍が見たいと思う選手を選んで投票してもらいました。
今回は中日編。ファンの期待が最も高かった選手は!?
中日
順位 | 選手名 | 得票率 |
---|---|---|
1 | 石川昂弥 | 16.93% |
2 | 根尾昂 | 16.85% |
3 | 梅津晃大 | 15.55% |
4 | 郡司裕也 | 12.20% |
5 | 藤嶋健人 | 5.32% |
6 | 山本拓実 | 4.84% |
7 | 岡林勇希 | 4.77% |
8 | 小笠原慎之介 | 4.67% |
9 | 石川翔 | 3.93% |
10 | 石橋康太 | 2.83% |
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解説
若い選手の台頭が始まり、新たなサイクルに突入しつつある中日。その確かな手応えを感じている竜党たちが大きな期待を寄せるのが、2人のドラフト1位野手であり、今回のアンケートでも多くの支持を集めた。
その結果、1位になったのは高卒1年目の石川昂弥。愛知県生まれ、東邦高出身のスラッガーは、昨秋のドラフト会議で3球団競合の末に相思相愛の中日に入団。すぐさま木製バットへの適応を見せると、二軍の実戦試合では「4番・サード」で出場して本塁打も放った。身長185センチ、体重93キロの恵まれた体躯(たいく)を生かした鋭いスイングで、未来の「不動の4番」としてファンの期待は高まるばかりだ。
惜しくも2位となったのは、2年目の根尾昂だ。岐阜県出身の秀才は、大いに苦しんだ昨年(1軍出場2試合)からの飛躍へ向けて準備中。6月に入ってからの練習試合では複数安打を放ってアピールした。まだまだ課題はあるが、超一級品の素材であることは誰もが認めるところ。まずはプロ初ヒットを目指し、一軍定着、そしてレギュラー奪取へと、ファンは進化を期待している。
彼らに次ぐ3位にランクインしたのは、大卒2年目の23歳右腕・梅津晃大だ。仙台育英高では目立った実績を残せず、東洋大では怪我や不振に苦しんだ。それでも身長187センチ、体重90キロの肉体と150キロを超えるストレートは魅力的で、中日からドラフト2位指名を受けてプロ入り。昨季は球団記録に並ぶデビューからの3戦3勝をマークし、今季は開幕ローテ入りからのフル回転が期待されている。
4位になったのは、梅津とは高校の1学年後輩にあたる郡司裕也。慶應大でも発揮した優れた野球脳をプロの舞台でも見せつけ、春季キャンプ、練習試合と実力をアピール。ルーキーながら開幕1軍入りを果たし、一気に正捕手奪取の期待も高まっている。そして5位以下には、5月に22歳になった藤嶋健人、昨季3勝を挙げた山本拓実、外野手に転向した高卒ルーキーの岡林勇希、2015年のドラフト1位左腕・小笠原慎之介が続いた。こう見ると、与田ドラゴンズに期待の若手が多いことに改めて気づく。彼らの可能性を、チームの成績へとつなげられるか。今シーズンは、その大きな分岐点になるかもしれない。
(文:ベースボール・タイムズ)