ファンが選ぶ!プロ野球・活躍してほしい若手ランキング
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スポーツナビでファン投票を実施した「プロ野球、ファンが選ぶ!活躍してほしい若手ランキング」企画。それぞれの球団で、開幕後に活躍が見たいと思う選手を選んで投票してもらいました。
今回はオリックス編。ファンの期待が最も高かった選手は!?
オリックス
順位 | 選手名 | 得票率 |
---|---|---|
1 | 山本由伸 | 15.78% |
2 | 中川圭太 | 15.06% |
3 | 太田椋 | 8.58% |
4 | 頓宮裕真 | 7.09% |
5 | 宜保翔 | 6.69% |
6 | 田嶋大樹 | 6.51% |
7 | 勝俣翔貴 | 6.27% |
8 | 榊原翼 | 5.20% |
9 | 宮城大弥 | 4.82% |
10 | 宗佑磨 | 3.74% |
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解説
昨季最下位ながらも能力の高い若手選手が多くそろい、浮上の“キッカケ”を待っているオリックス。伝統的に即戦力社会人の上位指名を続けてきたが、直近2年は高校生を1位指名して新たな方法でのチーム作りに取り掛かっていると言える。
その中で今季、ファンが見たい若手選手の1位になったのは、昨季最優秀防御率のタイトルを獲得し、侍ジャパンデビューも飾った快速球右腕、山本由伸だった。都城高から2016年のドラフト4位でプロ入りして今季が4年目。過去3年間で残した79試合(先発25試合)登板、防御率2.54という成績は見事。だが、それ以上に見た者の目を奪う最速158キロのストレートに加え、その球速が故に度々ストレートと間違われるカットボール、さらに鋭く落ちるスプリットなどを駆使しながらの多彩で完成度の高いピッチングは、球界のエースと言っても過言ではないインパクトを残す。今回アンケートでも多くの集め、それに応えるように今季初登板では8回3安打無失点で10奪三振と、圧巻のパフォーマンスを見せた。
その21歳右腕に匹敵する票を集めたのが、大卒2年目の中川圭太だ。PL学園高から東洋大を経てドラフト7位でプロ入りすると、1年目から勝負強いバッティングで存在感を示し、交流戦ではルーキー史上初となる首位打者に輝いた。今季は「5番・サード」で開幕。スタメンの中の一人ではなく、オリックス打線の主軸としてさらなる活躍が期待される。
3位に入ったのは、昨年のドラ1、高卒2年目を迎えた太田椋。元プロ野球選手の父・暁さんへの憧れから野球を始め、天理高からプロ入り。プロ1年目は3月に骨折して約3カ月の離脱を強いられたが、その苦しい時期を乗り越え、9月には「8番・ショート」で1軍デビュー。今季は練習試合などでアピールを続け、開幕1軍入りは逃したが、より多くのチャンスが与えられそうだ。
4位以降は大混戦。捕手再挑戦中のスラッガー・頓宮裕真が4位、「2番・セカンド」でブレーク必至の状態まで来ておきながら5月に右手有鉤(ゆうこう)骨手術で離脱した宜保翔の後、6位には2ケタ勝利が期待されるプロ3年目左腕・田嶋大樹がランクイン。7位以降は、大卒ルーキーの強打者・勝俣翔貴、21歳の育成出身右腕の榊原翼、高卒ドラフト1位ルーキーの宮城大弥が続いた。
ロッテに6連戦6連敗を喫するなど、ここまで苦しい戦いが続くオリックス。だが、若手選手たちへの期待値は高く、彼らが球団生え抜きのスターとなり、チームを背負って立つ存在になれれば、その先には必ず歓喜の瞬間があるはずだ。
(文:ベースボールタイムズ)