あらすじ

 佐伯大輔は高校野球の監督に憧れ、教員となったばかりの22歳。まずはコーチや部長として指導者の経験を積むつもりが、大阪天栄高校でいきなり野球部監督就任を要請される。大阪天栄はかつて甲子園常連校だったが、現在は低迷中。佐伯は若くして野球部復活、甲子園出場の舵取り役を託されたのだ。プレッシャーを感じつつも、「高校野球オタク」である自身の知識を生かして指導を始めるが、なにせ未経験。グラウンドの内外で起こる「高校野球の現実」に翻弄され、ハードな日々と「監督のツラさ」を初めて実感する。果たして佐伯が「現場」で見たものとは……。

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