【J1第6節 番記者通信簿】ショッキングな敗戦のC大阪が最下位評価 対した横浜FCは最高評価に

サッカー新聞 エルゴラッソ

【画像提供:エル・ゴラッソ】

 サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』の番記者が担当クラブの直近試合の出来を通信簿形式で振り返る本企画。J1第6節での最高評価は横浜FC。J1では6回対戦してすべてで敗れていたC大阪を相手に完勝を収めた。一方、ショッキングな敗戦となったC大阪は最低評価となっている。

※リンク先は外部サイトの場合があります

 なお、通信簿は6つの評価項目と番記者の短評および総評で構成。6つの評価項目の合計点に応じて上図の総合評価をつけている。評価項目の概要、採点基準、総合評価基準は以下のとおり。

【評価項目】
①ゲーム支配
②個人パワー
③スタイル発揮
④球際
⑤リレーション(選手のつながり)
⑥興奮度

【採点基準】
9~10点:すごく良い
7~8点:良い
5~6点:及第点
3~4点:ややもの足りない
0~2点:次節に期待
※採点は1点刻みで評価

【総合評価基準】
S:49~60点
A+:43~48点
A-:37~42点
B+:31~36点
B-:25~30点
C:13~24点
D:0~12点

 それでは、各クラブの通信簿を見ていこう。

Sランク 横浜FC(総合評価点:50)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:青木 ひかる】
【総評】未勝利と無得点が3試合続く中での、今季二度目のホーム連戦。“櫻”川ソロモンのアシストから山田康太が先制点を決め、山根永遠が古巣相手に恩返し弾!“桜”にゆかりのある選手が得点に絡み、過去J1で6戦6敗だった相手に2-0で完勝!

※リンク先は外部サイトの場合があります

A+ランク 町田(総合評価点:44)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:郡司 聡】
【総評】ミラーゲームを挑んできた相手に対して、5戦連続でミラーゲームを戦ってきた経験値を生かし、相手のビルドアップを自慢のプレスで無力化。決勝点は下田北斗、オ・セフン、相馬勇紀、西村拓真と、関わった選手が同じ絵を描いたかのようなリレーションの末にチームとして奪ったもの。「1-0は町田らしい勝ち方」と岡村大八。

※リンク先は外部サイトの場合があります

A+ランク 東京V(総合評価点:43)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:藤井 圭】
【総評】見事な逆転勝ちのため軒並み評価は高いが、前半の45分間は相手に圧倒され、先制点も許したため、ゲーム支配は低めに採点。90分を通して後半のような内容を展開できれば、より自分たち主導で試合を進められるはず。

※リンク先は外部サイトの場合があります

A+ランク 福岡(総合評価点:43)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:島田 徹】
【総評】1-0というロースコアでの決着となったが、金明輝監督が掲げるアグレッシブな攻守を十分に表現、終始主導権を握る今季一番とも言える出来のゲームとなった。FC東京のビルドアップを抑える守備可変システムが効果を発揮し、そこから高い位置でのボール保持も実現。今季ホーム初勝利を後半アディショナルタイムに安藤智哉の自身今季初&J1初ゴールで決めて、興奮度最高潮。

※リンク先は外部サイトの場合があります

A-ランク 京都(総合評価点:41)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:雨堤 俊祐】
【総評】立ち上がりから積極的なプレスが機能した。今季初めて複数得点が生まれ、先制点につながったPK獲得を含め、2得点につながった攻撃はいずれも相手陣でパスをカットして、得意の速攻から。後半は我慢の展開も、途中出場のジョアン・ペドロが追加点を決めるなど、流れを渡さなかった。1得点1アシストのラファエル・エリアスや今季初先発の松田天馬ら、個々の活躍も光った。

1/4ページ

著者プロフィール

Jリーグを中心にお届けする日本唯一のサッカー専門新聞。J1J2全40クラブ番記者の現地取材をもとに迫力あるビジュアルで、全試合のプレビュー、マッチレポート、インタビューなどの特集を配信中。表紙コンビニプリントも好評販売中!

新着記事

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント