【J1第1節 番記者通信簿】総合評価最上位は川崎F 開幕戦で4発大勝を飾り『興奮度』は満点評価に

サッカー新聞 エルゴラッソ

A+ランク 清水(総合評価点:45)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:榊原 拓海】
【総評】球際のデュエルやセカンドボール回収など、東京Vが強みとする部分でも優位に立った。超攻撃的なスタイルは鳴りをひそめた一方で、敵陣・自陣双方の守備に手応えを得られたことも大きな収穫。何よりも、終盤に追いつかれて昇格を逃した2023年のJ1昇格プレーオフ決勝・東京V戦の雪辱を果たし、2002年以来となる国立競技場で勝利を挙げたことが理由で、興奮度をMAX評価とした。

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A+ランク 柏(総合評価点: 43)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:藤井 圭】
【総評】序盤は相手のハイプレスをはがし切れずに、“リカルド・スタイル”の体現に苦労した。しかし、徐々にテンポが上がっていくと、指揮官が信じて送り出した2人の連係から決勝点を奪取。個人のパワーが一体となったことで、チームの大きなパワーへとなっていった。今後のスタメン争いも、より激化しそうな試合展開だった。

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A-ランク 浦和(総合評価点: 40)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:沖永 雄一郎】
【総評】新生レッズの所信表明としては十分過ぎる内容だったが、神戸に何もさせず圧倒していた前半で得点を挙げておきたかった。後半は拮抗した状態となり采配も難しかったと思うが、観る側としてはもう少し交代カードを切って欲しかった。昨季までと真逆な“前半型チーム”の様相となったが、後半で落ちないためにも緩急を増やしていきたい。

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A-ランク 横浜FC(総合評価点: 40)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:青木 ひかる】
【総評】就任4年目の四方田修平監督の下、継続してきた守備の精度・強度はしっかりと示した。また、苦戦していた攻撃面での連係、“つながり”を意識したパスワークにはワクワクさせられた。だからこそ、無得点だったことで消化不良に。次節こそ、シーズン初ゴールでホーム・三ツ沢に歓喜の渦を巻き起こしてほしい。

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A-ランク 広島(総合評価点: 40)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:寺田 弘幸】
【総評】町田のパワーに押されて先制を許す厳しい展開になったが、後半に入って途中出場の選手の活躍もあり逆転勝ちを収めた。連戦が続いても心身ともタフに戦えるところは昨季と同じで、昨季以上に途中出場の選手によって戦い方の引き出しが増えているところを見せた。Jリーグデビュー戦で決勝点を決めた中村草太には今後も大きな期待がかかる。

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