ファーム新球団「オイシックス」「くふうハヤテ」の現在地は? 注目の参入初年度の前半戦の戦いぶりをデータで検証
今季からイースタン・リーグに参集しているオイシックス新潟アルビレックスBC 【写真は共同】
※本文は2024年7月20日時点の情報をもとに執筆
オイシックスは80試合25勝50敗5分
【データ提供:データスタジアム】
くふうハヤテは75試合20勝49敗6分
【データ提供:データスタジアム】
「投手力」と「守備力」の不足
また、くふうハヤテも全球団で最多の90失策を記録しており、両チームとも投手力だけでなく野手の守備力も失点の多さにつながっているようだ。攻撃面では、くふうハヤテがウエスタン3位の63盗塁を記録。3、4月には32試合で35個の盗塁を決めるなど、開幕から足を使った攻撃が目立っていた。一方のオイシックスは盗塁数が両リーグ最少の28個。成功率も.538と機動力には課題を抱えているようだ。
(注1)UZR…「守備範囲」、「失策」、「併殺奪取」、「肩」の4項目を得点化して合計した総合守備指標。同じポジションの平均と比較してどれだけ失点阻止に貢献したかを示す。