昨年の「初代現役ドラフト」を振り返る 明暗分かれる結果も、選手には飛躍のきっかけに
現役ドラフトをきっかけに23年に大ブレークを果たした、阪神の大竹 【写真は共同】
※本文は2023年11月26日時点の情報をもとに執筆
※表中の選手年齢は2023年12月31日時点
※リンク先は外部サイトの場合があります
昨年は投手6名、野手6名の移籍に
・外国人枠の選手
・複数年契約を結んでいる選手
・年俸5000万円以上の選手。ただし、5000万円以上1億円未満の選手は1人まで可
・FAの権利を保有している、あるいは過去に同権利を行使したことがある選手
・育成契約の選手
・前年のシーズン終了後に契約譲渡(トレード、FA移籍に伴う人的補償、現役ドラフトなど)によって獲得した選手
・今季のシーズン終了後に育成契約から支配下契約となった選手
そのため、例えば昨年度の現役ドラフトで移籍した選手、昨季のシーズン終了後にトレード移籍した日本ハム・江越大賀や阪神・渡邉諒、FAの人的補償で移籍した日本ハム・田中正義、今オフに支配下契約となった阪神・野口恭佑、DeNA・勝又温史などは今回の現役ドラフトの対象外となる。
昨年度の現役ドラフトでは投手6名、野手6名(内野手2名、外野手4名)が移籍。チーム編成への影響が大きくなるためか、キャッチャーは移籍選手がゼロという結果だった。指名選手の傾向を見てみると、いずれの選手も23年の推定年俸は5000万円未満で、プロ入りから3年以上が経過。最年少は当時22歳の日本ハム・松岡洸希で、最年長が当時31歳の西武・陽川尚将だった。
投手は阪神・大竹と広島・戸根が新天地で活躍
【データスタジアム株式会社】