【J1第28節スコア予想】神戸vs.C大阪、鹿島vs.横浜FM、上位対決の2カードに注目

データスタジアム株式会社

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J1第28節 データ分析によるスコア予想

 スポーツナビでは、『データスタジアム』社が開発した対戦予測シミュレーションを基に、毎節のJ1予想スコアと試合結果の確率を紹介する。対戦予測シミュレーションは、今季の各チームの攻撃パターン、被攻撃パターン、ボール奪取位置、点差状況など詳細なデータを用い、対戦カード毎に300回対戦させた結果を表したものだ。予想スコアから試合展開を想像するもよし、スポーツくじ「WINNER」の予想に生かすもよし、データを活用して、Jリーグ観戦の楽しみ方を増やしてみてほしい。

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 J1第28節9試合の予想スコアと試合結果の確率は図表の通りとなった。今節は2つの上位対決に注目が集まる。

 まずは、首位神戸と6位C大阪の「関西ダービー」。シミュレーションでは神戸の勝率が44.0%、C大阪が34.0%と、神戸がやや優勢か。しかし、神戸はC大阪に対して過去7試合で3分け4敗と勝利がなく、直近3試合はすべて黒星。C大阪が今季挙げた14勝はすべて先制した試合であること、神戸が最近4試合ですべて先制されていることを考慮しても、やはりどちらが先に点を奪えるかが争点となりそう。先制点が多い大迫勇也選手(9点:リーグ1位)とレオ・セアラ選手(7点:リーグ2位タイ)や、古巣対決となる神戸のジェアン・パトリッキ選手ら攻撃陣の奮起に期待が集まる。

 もう1つは、通算68回目の対戦となる2位横浜FMと3位鹿島の直接対決。シミュレーションでの勝率は鹿島が29.3%、横浜FMが41.0%でアウェイチームに軍配が上がると予想しているが、横浜FMは現在3試合白星から遠ざかる一方、鹿島は4試合負けなし、ホームでは4連勝中と、現在のチーム状態は真逆。優勝を目指すために勝利が必要な鹿島としては、ポゼッションに長ける相手に対してどこでボールを奪うかが重要となる。どのような戦術で対抗するか、横浜FMに対して3連敗中で1得点のみという「苦手意識」を打ち破るための、岩政大樹監督の手腕に注目したい。
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日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

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