【J1第27節スコア予想】「多摩川クラシコ」の予想は困難? 鹿島は復帰の柴崎選手に期待

データスタジアム株式会社

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J1第27節 データ分析によるスコア予想

スポーツナビでは、『データスタジアム』社が開発した対戦予測シミュレーションを基に、毎節のJ1予想スコアと試合結果の確率を紹介する。対戦予測シミュレーションは、今季の各チームの攻撃パターン、被攻撃パターン、ボール奪取位置、点差状況など詳細なデータを用い、対戦カード毎に300回対戦させた結果を表したものだ。予想スコアから試合展開を想像するもよし、スポーツくじ「WINNER」の予想に生かすもよし、データを活用して、Jリーグ観戦の楽しみ方を増やしてみてほしい。

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 J1第27節9試合の予想スコアと試合結果の確率は図表の通りとなった。混戦模様となってきたJ1リーグの趨勢を表すかのように、今節のカードでは勝利確率50%を超えるチームがなく予想も難しい節と言えそうだ。中断期間を経て、良い流れを維持するか、はたまた悪い流れを断ち切るか、注目が集まる。

 最も試合結果の確率が僅差なのは川崎FとFC東京の「多摩川クラシコ」。川崎Fの勝率が34.7%、FC東京の勝率が35.3%、ドロー確率は30.0%と、ほぼ三分されている状況に。過去の対戦成績では川崎Fが優位に立っているが、国立で行われた5月の対戦ではFC東京が2点を先行して逃げ切りに成功した。両チームともにミドルゾーンから始まる攻撃によってシュートチャンスを迎える確率が高くなっているため、中盤での主導権争いが勝敗を左右するだろう。

 優勝戦線の生き残りを懸けた6位鹿島と4位C大阪の一戦は、C大阪が1-0で勝利する予想となった。過去の対戦を見ると、C大阪はリーグ戦において直近5年カシマで勝利したことがない。今季のC大阪ホームでの対戦では先制点を許してなすすべなく敗戦を喫しており、先にリードを奪って試合を優位に進められるかが勝利のカギとなる(今季のC大阪の全14勝はすべて先制した試合)。一方の鹿島は中盤からの速攻やパスワークで得点を生む確率が高く、10日のルヴァンカップで「帰還」した柴崎岳選手のパフォーマンスにも注目したい。
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日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

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