【Jリーグ杯準々決勝第1戦】驚きのオッズ傾向、札幌vs.横浜FMは何かが起きる? 名古屋vs.鹿島は「1-0」が1番人気4.1倍

スポーツナビ

札幌 vs. 横浜FMは1番人気でも5.5倍をつける高めのオッズで予想が難しい? 【Photo by Masashi Hara/Getty Images】

「2023JリーグYBCルヴァンカップ(Jリーグ杯)」のプライムステージがいよいよ本日、9月6日(水)に開幕する。準々決勝はホーム&アウェー方式で行われ、第1戦の全4試合、会場は以下の通りだ。

FC東京 vs. 福岡(味スタ)
G大阪 vs. 浦和(パナスタ)
札幌 vs. 横浜FM(札幌ド)
名古屋 vs. 鹿島(豊田ス)


 スポーツくじ「WINNER」では、Jリーグ杯プライムステージ準々決勝・第1戦の全4試合を対象に90分間での勝敗チームとスコアを予想する「1試合予想」くじを販売中。準決勝進出へ大きな一歩踏み出すのはどのチームだとJリーグサポーター、およびスポーツファンは予想しているのか。ここでは4試合の中から特徴的なオッズの傾向が出ている試合をピックアップしてみたい。

1番人気でも5.5倍をつける高配当

 6日18時50分にネット販売が締め切りとなる3試合の中から、ひときわ目を引く数字の動きを見せているのは意外にも札幌 vs. 横浜FMだった。それでは6日午前9時1分時点での人気の高いオッズのスコアから見ていこう。

札幌 0-1 横浜FM 5.5倍
札幌 1-2 横浜FM 6.4倍
札幌 0-2 横浜FM 6.5倍
引き分け 1-1 6.9倍
札幌 2-1 横浜FM 7.3倍


 WINNERでは「1試合予想」と合わせて「優勝・準優勝予想」、「決勝カード予想」も販売されており、そのくじでは横浜が絡む組み合わせが上位人気。対する札幌はオッズが高めの下位人気だった。つまり、多くのサポーターが決勝に行くのは横浜FMだろうと見ており(発売締め切り6日18時50分)、確かにこの試合も横浜FM勝利スコアが上位を占めている。しかしながら、1番人気でも5.5倍という高めのオッズだ。これはどういうことだろうか?

横浜FMは今季札幌ドームで2戦2敗

 どうやらヒントは「札幌ドーム」にありそうだ。

 横浜FMがリーグ戦第4節に今季初黒星を喫した相手は札幌で、場所は札幌ドーム。さらにJリーグ杯グループステージでの唯一の敗戦も札幌ドームでの札幌戦だった。いわば今シーズンの横浜FMにとって2戦2敗の札幌ドームは鬼門のようなもの。そして、リーグ戦の前々節、前節といずれも完敗を喫し現在連敗中と微妙に流れも悪いと来ている。そんな背景もあって、この試合のオッズは高め配当で揺れているのだろう。横浜FMが強いのは分かる、でも、札幌ドームであればまた札幌が番狂わせを起こすのではないか――と。

 そんなサポーターの迷いは他のスコアにも反映されており、この試合のスコア予想で最も高いオッズでも「その他の引き分け」の18.8倍。これは3-3以上の引き分けというめったに見られないスコアなのだが、こんなにも低いオッズをつけているのが驚きだ。それだけ各スコアにまんべんなく投票が入っている証拠であり、もはやこの試合は何が起きても驚けないというサポーター心理なのかもしれない。

 なお、FC東京vs.福岡、G大阪vs.浦和の2試合のオッズは、いずれも4倍台~30倍台の広がり。その中身を見ると、FC東京vs.福岡は両チームの勝利スコアと引き分けが交互に入れ乱れておりまさに混戦模様、一方のG大阪vs.浦和は浦和勝利に大きく傾いており、その勝利スコアで投票が割れているという傾向だ。

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