高校野球「プレーヤーランキング」兵庫編 強肩捕手の堀、二刀流の坂井、さらに2年生のスター候補も
高校ナンバー1捕手との呼び声高い堀。センバツ準優勝校・報徳学園の大黒柱だ 【写真は共同】
10位:槙野遥斗(2年/須磨翔風/投手)
最近は球威もつき、春までは130キロ台後半だったストレートが、140キロ台を計測することもしばしば。「フィジカル面がもっと強くなれば、さらに伸びていくと思う」と、投手育成に定評がある中尾修監督が太鼓判を押す。何よりピンチでも動じず、強気に腕を振れる強心臓ぶりも槙野のセールスポイントだ。
9位:市橋慶祐(3年/小野/捕手)
小野は今春センバツの近畿地区の21世紀枠候補だったが、惜しくも選出されず。今夏は自力で悲願の夏の聖地を見据える。その中心が市橋だ。
8位:原田祐人(3年/東播磨/投手)
実戦経験を積み、最も成長したのは打者との駆け引きができるようになったこと。「相手を見ながら力の出し入れができるようになったし、ギアの上げ下げを考えながら投げられるようになった」と指揮官。大化けの可能性を秘めた伸び盛りの右腕だ。
7位:横山楓眞(3年/明石商/投手)
184センチ・84キロの恵まれた体格はポテンシャルの高さを感じさせ、まだまだ右肩上がりで成長曲線を描いていきそうだ。同じく下級生時からマウンドに立った同校OBの中森俊介(ロッテ)を超える右腕となるか。
6位:中村和史(3年/神戸国際大付/投手)
「怪我したことをプラスに捉えて、夏は津嘉山(憲志郎)1人に負担をかけないようにしたい」と語気を強める。「安定感はチームで1番」と青木尚龍監督からの信頼も厚い。