高校野球「プレーヤーランキング」兵庫編 強肩捕手の堀、二刀流の坂井、さらに2年生のスター候補も
5位:今朝丸裕喜(2年/報徳学園/投手)
準優勝したセンバツでも見せたように、どんな場面でも物怖じせず、ひょうひょうと投げる姿は大物感を漂わせる。
4位:高橋大和(3年/社/投手)
センバツの海星戦では9安打を浴びて5失点と結果を残せなかったが、そこから着実に成長。最後の夏にどんな投球を見せるか、楽しみだ 【写真は共同】
昨秋の近畿大会以降、ストレートの威力が見違えるほど増し、年明けには140キロ台半ばをマークするほど急成長した右腕は、集大成の夏にどんな姿を披露するか。
3位:津嘉山憲志郎(2年/神戸国際大付/投手)
打撃でも非凡なセンスを見せる右腕は、来年の世代をけん引する可能性も十分に秘めている。
2位:堀柊那(3年/報徳学園/捕手)
最大の魅力は二塁送球1.8秒台の強肩だ。加えて、U-18日本代表候補合宿の紅白戦でバッテリーを組んだ152キロ左腕・東松快征(享栄)は、「堀はとても大きく構えてくれて、すごく投げやすかった」と堀が与える投手への安心感を絶賛した。春に果たせなかった日本一へ、打撃でもチームをけん引し、まずは夏の兵庫獲りに全力を注ぐ。
1位:坂井陽翔(3年/滝川第二/投手)
滝川第二の絶対的エースであり、打線の軸でもある坂井。投打にわたってチームを引っ張り、2015年以来となる夏の甲子園に導けるか 【YOJI-GEN】
6月に入って体調を崩し、思うようなピッチングができない時期もあったが、本番に向け現在は復調。185センチ・84キロの恵まれた体格は、やはりマウンドで映える。昨秋、今春といずれも報徳学園に惜敗。最後の夏は“三度目の正直”のマウンドにする。
(企画・編集/YOJI-GEN)