連載:高校野球2023夏の地方大会「エリア別大展望」

高校野球「実力校ランキング・23年夏」兵庫編 センバツ準優勝の報徳学園が軸だがライバル校も戦力充実

松倉雄太
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センバツ準優勝の報徳学園が頂点に一番近いのは間違いない。しかし、他にも力のあるチームが揃っており、甲子園出場をかけた戦いは白熱しそうだ 【写真は共同】

 兵庫大会は6月25日に開会式のみを行った。試合は7月1日にスタートし、順調に日程が進めば27日に決勝が行われる予定。報徳学園が秋春と県を連覇したが、神戸国際大付、滝川第二、社を中心にライバル校の戦力も充実している。ここまでの公式戦の結果や内容を踏まえながら、ランキングを通して今夏の兵庫大会を占ってみたい。

神戸国際大付は戦力的には報徳学園より上か

 ランキング1位はセンバツ準優勝の報徳学園。昨夏は左腕・榊原七斗(明治大)、右腕・正重恒太(甲南大)など頂点を狙える戦力を抱えながらも5回戦で明石商に惜敗。悔しさを胸に新チームは今秋ドラフト候補の捕手・堀柊那(3年)を中心に1戦ごとに力をつけ、秋の近畿で準優勝。センバツでは準優勝と素晴らしい成績を残した。
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著者プロフィール

 1980年12月5日生まれ。小学校時代はリトルリーグでプレーしていたが、中学時代からは野球観戦に没頭。極端な言い方をすれば、野球を観戦するためならば、どこへでも行ってしまう。2004年からスポーツライターとなり、野球雑誌『ホームラン』などに寄稿している。また、2005年からはABCテレビ『速報甲子園への道』のリサーチャーとしても活動中。

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