38歳で横浜FMに復帰したドゥトラ「あの写真は僕の宝物。今も自宅に飾っている」
2012年、38歳で再びJリーグのピッチに戻ってきたドゥトラ。左サイドを激しくアップダウンする姿は健在だった 【(c)J.LEAGUE】
「若い選手が多くて、チームは今、変革期にあるんだなと感じました。ただベテランにはボンバー(中澤佑二)、シュン(中村俊輔)、マルキーニョスたちがいて、若手と融合していければ何か成し遂げられるんじゃないかという期待感が僕のなかにもありました」
※リンク先は外部サイトの場合があります
ドゥトラはこのように振り返る。
「いつ休むか、どれだけ休むか、どのように疲労を回復させるか、またはトレーニング強度をどこまでにすればいいか。僕は自分の体をすべて分かっているから、試合から逆算しながら落とし込んでいくことが可能でした。よく覚えているエピソードがあります。グラウンドを走るトレーニングで、僕が時計もないのにほぼ同じタイムで1周を回っていることに監督の樋口(靖洋)さんが気づいて“凄いな。どうしてできるんだ?”と尋ねられたことがあります。自分のリズム、自分の体を分かっているからできること。これこそが長くやってこられた一番の秘訣と言えるかもしれません」
いつも感じていた「ファン・サポーターからの愛情」
「生誕祭」でサポーターの声援に応えるドゥトラ 【(c)J.LEAGUE】
40歳の誕生日前日だった8月10日、ニッパツ三ツ沢球技場でのサガン鳥栖戦は「ドゥトラ生誕祭!!」と名づけられ、約1万人にドゥトラのお面が配られた。スタンドはドゥトラであふれかえった。そのなかには彼の家族もいた。140席あったR‐40ドゥトラシートも即日完売。ファン・サポーターからも愛されていた。
続きはスポーツナビ公式アプリ(無料)で読むことができます。
- アプリケーションはiPhoneとiPod touch、またはAndroidでご利用いただけます。
- Apple、Appleのロゴ、App Store、iPodのロゴ、iTunesは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
- iPhone、iPod touchはApple Inc.の商標です。
- iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
- Android、Androidロゴ、Google Play、Google Playロゴは、Google Inc.の商標または登録商標です。
- 前へ
- 1
- 2
- 次へ
1/2ページ