【新戦力分析】浅野翔吾や松尾汐恩…新人の台頭に期待 MLB実績豊富なケラは“当たり助っ人”となるか?<セ・リーグ編>
【データスタジアム株式会社】
野手では新外国人のデビッドソンが加入。2017年からメジャーで2年連続20本塁打を記録したほか、昨季は3Aで32本塁打をマークした。チームの主軸を務めたマクブルームが来日前年に3Aで32本塁打を放っており、同等の活躍を見込まれているだろう。ポジションは主に三塁を守った坂倉将吾が今季から捕手に専念するため、空いた三塁を守ることが想定される。デビッドソンの三塁守備にはやや不安を抱えるものの、これまで捕手が立っていた打席が外国人スラッガーに置き換わると考えれば、得点力の大幅な向上が望まれる。昨季の広島はリーグトップのチーム打率を記録しながらも長打力不足に悩まされていたが、坂倉のコンバートとデビッドソンの加入によって、強力打線に生まれ変わる可能性を秘めている。投打とも新戦力の出来がチームの順位に直結しそうだ。
※リンク先は外部サイトの場合があります
【データスタジアム株式会社】
一方、助っ人外国人では3名を獲得している。目玉の新戦力はアキーノだ。メジャーでは3度の2ケタ本塁打をマークしており、昨季80試合の出場で12補殺を記録した強肩を併せ持つ。近年来日した助っ人の中では、元楽天のブラッシュに近いタイプの選手だろう。広い本拠地であるバンテリンドームを物ともしないパワーと外野守備力でチームの順位を押し上げたい。2人目の新外国人であるカリステは、メキシカンリーグで打率.344をマークしている。内外野を守れるユーティリティーとして、チームの穴を柔軟に埋める働きが求められる。そして、2018年から中日で3年間プレーしたアルモンテが復帰を果たした。NPBでは通算打率.316をマークしており、昨季はメキシカンリーグで27本塁打と健在ぶりを示している。投手陣が整っているだけに、チームの課題である長打力不足を解消できれば、上位進出も見えてくるはずだ。
※リンク先は外部サイトの場合があります