【補強診断】2球団にA評価判定! 主力の移籍や退団…パ・リーグは勢力図に大きな変化
西武からオリックスにFA移籍した森友哉 【写真は共同】
なお評価については、A~Dの4段階で行っている。国内移籍は選手の総合的な貢献度を測る指標であるWARをもとに、ドラフト新人や新外国人はチーム状況に対して適切な補強だったかを鑑みて、総合評価とした。また、これら新戦力の詳細や来季の球団展望については、年明けに改めて特集する予定であるため、本コラムとあわせて確認してもらえるとうれしい。
※内容は2022年12月26日時点の情報をもとに執筆
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オリックス 評価C
【データスタジアム株式会社】
一方の投手では、ドラフト1位で即戦力左腕の曽谷龍平を獲得。宮城大弥や田嶋大樹、山﨑福也らサウスポーがひしめく先発陣に割って入れるかに注目だ。救援陣は、今季35試合に登板したビドルや張奕が退団するものの、シーズン後半に存在感を示したワゲスパックが残留している。投手陣全体で顔ぶれに大きな変化はなく、若手投手陣のさらなる飛躍を見込んだオフの動きとなった。
ソフトバンク 評価A
【データスタジアム株式会社】
一方の投手陣では、ロッテからオスナが加入。今季29試合で防御率0.91と抜群の安定感を見せた助っ人右腕が、又吉克樹やモイネロとともに強固なリリーフ陣を形成するだろう。先発陣には、NPB通算3年間で防御率2.92をマークしているガンケルを獲得。またドラフト2位の大津亮介も多彩な変化球で狙いを絞らせない投球術が持ち味の右腕だ。来季は森唯斗や藤井皓哉が先発に挑戦する見込みで、エースが抜けても高いレベルのローテーションを構築できる可能性を秘めている。