[連載小説]I’m BLUE -蒼きクレド- 第29話「新たな勝利の方程式」
日本代表の最大の弱点とは何か?
新世代と旧世代が力を合わせ、衝突の中から真の「ジパングウェイ」を見いだす。
木崎伸也によるサッカー日本代表のフィクション小説。イラストは人気サッカー漫画『GIANT KILLING』のツジトモが描き下ろし。
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守備を固める相手の攻略をシミュレーションするためである。
スタジアムへ出発する直前のミーティングで、秋山大監督は選手たちに訴えた。
「W杯で勝ち上がっていったら、必ず引いて守るチームと対戦する。もしくはリードを奪われ、相手が途中からブロックを組んでくるケースもあるだろう。自由なポジションチェンジが、引いた相手にも通用することを証明するぞ!」
秋山はプロジェクターのリモコンを操作して図を示した。
フリーマン:小高有芯
GK:クルーガー龍
DF:玉城迅、高木陽介、アチェンポン歩夢
MF:水島海 グーチャン マルシオ
MF: 渋谷寛人
MF: 松森玲王
FW: 加藤慈英
前々日の練習で玉城が考案した攻撃陣がξ(クサイ)型に並ぶ新たなシステムだ。攻撃時に互いに斜めに立つのがミソである。そして有芯がフリーマンで自由に動く。
秋山がリモコンを押すと「右ローテーション」という文字が現れた。有芯以外の選手が時計回りに動き、立ち位置がローテーションする。
フリーマン:小高有芯
GK:クルーガー龍
DF:水島海、玉城迅、高木陽介
MF:加藤慈英 マルシオ アチェンポン歩夢
MF: グーチャン
MF: 渋谷寛人
FW: 松森玲王
秋山は意図を説明した。
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