Bリーグ2021-22CS特集

初優勝を狙う琉球か、昨年の雪辱を誓う宇都宮か…ファイナルの注目ポイントを解説!/B MY HERO!

CSを勝ち抜いてきた両チームがBリーグの王座をかけて相対する 【(C)B.LEAGUE】

 5月13日に開幕した「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021-22」。28日からはついに今シーズンのBリーグ王者を決める「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2021-22」が行われる。初優勝を狙う琉球ゴールデンキングスとBリーグ初年度以来の王座奪還に燃える宇都宮ブレックス。果たして、栄冠を手にするのはどちらのチームになるのか。5月24日配信のBリーグ応援番組「B MY HERO!」にて、バスケットボールキング入江美紀雄編集長が試合のポイントを解説した。

セミファイナル注目ポイント、実際はどうだった?

セミファイナル開催前に番組で紹介した各カードの注目ポイント 【(C)B.LEAGUE】

入江 まずはセミファイナルの振り返りから。先週、琉球ゴールデンキングス対島根スサノオマジックのポイントは「琉球はアップテンポバスケお断り!!」と紹介しました。ただ、印象としては島根が琉球に対して、最初から普段とは違う戦い方を選択していたように感じました。それが奏功して、一時は21点のリードを奪いましたが、そこからですよね。ホームの後押しを受けながら、慌てることなくコツコツと点を返し、ついには逆転まで果たす琉球の強さは圧巻でした。

 島根としては先制パンチに成功しながらもGAME1を落としてしまったのが、GAME2にも響いてしまった印象があります。ペリン・ビュフォード選手は奮闘していましたが、琉球の戦略で安藤誓哉選手と金丸晃輔選手を抑えられてしまった。そうした「40分間をどう戦うか」といった面でも、琉球のうまさを感じました。

 川崎ブレイブサンダース対宇都宮ブレックスのポイントは「矛盾対決! “川崎の矛”ファジーカスをいかに守るか」。実際、宇都宮はGAME1の前半はファジーカスを0点に抑えるなど、うまく守っていました。そこで試合の主導権を握ったのは間違いないと思います。

 GAME2は一進一退の展開になりましたが、宇都宮の勢いと強さには驚きました。クォーターファイナルで千葉ジェッツに勝ったことが、大きな自信になっているのかもしれません。個々の活躍を見ると、川崎の藤井祐眞選手を宇都宮の鵤誠司選手が抑えていたのが印象的です。チャンピオンシップにおいて、宇都宮の攻守におけるキーマンの一人ではないでしょうか。

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日本バスケを盛り上げよう! 2016年に生まれたプロバスケットボールリーグ、「Bリーグ」と時を同じくして立ち上がった、日本バスケの魅力を伝えるバスケットボール専門サイト。男女日本代表、NBA、高校バスケもアツくフォローしています。

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