Bリーグ2021-22CS特集

琉球の初優勝か、千葉の連覇か、川崎の2冠か… BリーグCS出場チーム最新パワーランキング

圧倒的な強さで西地区を制した琉球。悲願のBリーグ初制覇を目指す 【(C)B.LEAGUE】

 B1リーグのレギュラーシーズンは最終節まで激しい順位争いが繰り広げられた。そして、13日より「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021ー22」がスタートする。レギュラーシーズンの成績や戦いぶりをもとに、チャンピオンシップ(以下、CS)に出場する8チームをランキング化。ランキング下位から順に、各チームの見どころなどをお伝えする(文/吉川哲彦)。

※なお、レギュラーシーズンの最終順位は以下の通り(上位8チーム)

1位:琉球ゴールデンキングス(西地区1位)/2位:千葉ジェッツ(東地区1位)/3位:川崎ブレイブサンダース(東地区2位)/4位:島根スサノオマジック(西地区2位)/5位:アルバルク東京(東地区3位)/6位:名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(西地区3位)/7位:宇都宮ブレックス(東地区4位/ワイルドカード上位)/8位:秋田ノーザンハピネッツ(東地区5位/ワイルドカード下位)

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8位:秋田ノーザンハピネッツ

攻守ともに着実な進化、初のCSに挑む
 レギュラーシーズン最終戦で順位をひっくり返し、ワイルドカード2位の枠を奪取。無念のB2降格から5年の時を経て、初めてCSの大舞台にたどり着いた。前田顕蔵ヘッドコーチ就任3シーズン目は、昨シーズンのスティール王に輝いた川嶋勇人が加わった効果もあり、1試合平均失点は千葉や川崎を上回るリーグ4位。ジョーダン・グリンや古巣に復帰した田口成浩の長距離砲も火を噴き、3ポイント成功率はリーグトップと、攻守ともに着実な進化を見せた。

 クォーターファイナルで激突する琉球は、bjリーグ時代にファイナルで戦ったこともある因縁の相手だが、レギュラーシーズンで予定されていた2試合はいずれも中止となり、今シーズン初顔合わせとなる。ポイントは、bjリーグファイナルで琉球の厚い壁に涙を飲んだ田口や、古巣に挑む古川孝敏がいかにチームを鼓舞できるか。勢いづくと波に乗るチームだけに、特にクォーターファイナル第1戦の2人の戦う姿勢がチームの命運を左右する。
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