連載:プロ野球・スポーツナビ週間MVP

プロ野球・スポナビ週間MVP データの枠を超えて佐々木朗希を特別選出(4/4〜4/10)

データスタジアム株式会社

完投で2勝目をマークした高橋がトップ

【データ提供:データスタジアム】

1位 高橋 奎二(ヤクルト)
 4月10日の巨人戦に先発し、9回4安打1失点。レギュラーシーズンでは自身初となる完投で、今季2勝目をマークした。WPAの算出では、最終回に訪れたピンチで岡本和、丸を内野ゴロに仕留めた場面が大きく評価された。今季はここまで3試合に先発し、防御率0.84と安定したピッチングを続けている。

2位 遠藤 淳志(広島)
 先発ローテーションへの定着を目指す5年目右腕がランクイン。4月10日に行われた阪神戦で先発し、8回途中無失点の快投を披露。3日の前回登板では6回1失点と好投しながらも黒星を喫していたが、今回は緊迫したロースコアゲームで得点を許すことなく、今季初勝利をつかみ取った。

3位 床田 寛樹(広島)
 先発した4月6日の巨人戦で7回3安打無失点の力投。チームは惜しくも敗れたが、自身は味方からもらった1点の援護を守ってマウンドを降りた。3月30日の阪神戦でも7回1失点の好投を見せており、2位にランクインした遠藤とともに今季の広島先発陣に欠かせないピースとなりそうだ。

開幕から快投を続けている石川がトップ

【データ提供:データスタジアム】

1位 石川 歩(ロッテ)
 4月8日のオリックス戦に先発し、8回4安打無失点の快投を披露。得意のシンカーを駆使したピッチングでゴロの山を積み重ね、今季2勝目を挙げた。開幕戦からここまで計23イニングを投げて防御率0.00と安定した投球を続けており、今後もローテーションの柱としてチームをけん引しそうだ。

2位 田嶋 大樹(オリックス)
 5年目を迎えた左腕が第2位にランクイン。4月6日のソフトバンク戦では与四球5と再三走者を許しながらも、要所を締めて7回途中無失点と粘りの投球。開幕8連勝中と好調だったソフトバンク打線を封じ込めた。今季は自身初となる2ケタ勝利をつかむべく、この調子で白星を積み上げたいところだ。

3位 東浜 巨(ソフトバンク)
 2017年以来の2ケタ勝利を目指す右腕が、ランキング3位に入った。今季2度目の登板となった4月9日の西武戦では、7回途中2安打無失点の好投を披露。勝敗こそつかなかったものの、丁寧なピッチングでスコアボードにゼロを並べ、相手先発・隅田と緊迫した投手戦を演じた。

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日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

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