プロ野球のドラフト会議が24日、東京都内で行われる。今年は大学生を中心に有力選手の名前が挙がっており、広島が指名を公言している遊撃手・宗山塁（明治大）を筆頭に、金丸夢斗（関西大）、中村優斗（愛知工業大）の投手勢、東都大学リーグ屈指の外野手・西川史礁（青山学院大）らの1巡目指名が有力視されている。

　高校生では2年連続センバツ準優勝に貢献した右腕・今朝丸裕喜（報徳学園）、今夏の甲子園でも好投を見せた左腕・藤田琉生（東海大相模）に加え、宇野真仁朗（早稲田実）、石塚裕惺（花咲徳栄）、齋藤大翔 （金沢）の遊撃手トリオの上位指名も期待されている。

　今季からNPBファームに参入したオイシックス、くふうハヤテの両チームから即戦力選手の指名に期待がかかる？　イースタン・リーグ首位打者に輝いた知念大成（オイシックス）、ウエスタン・リーグ盗塁王の増田将馬（くふうハヤテ）らが指名候補として挙げられる。

　またNPB通算525本塁打、清原和博氏の長男・清原正吾（慶応大）。中学はバレー部、高校時代はアメフト部に所属していた異色の経歴ながら、秋季リーグでは4番に座り2本塁打を放つなど成長を見せている。果たして指名はあるのか？

　運命のドラフトは24日16時50分から開始される。

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1巡目の指名は「入札抽選」で行われる。単独指名の場合はその球団の交渉権が確定。指名が重複した場合は抽選で決定し、抽選に外れた球団は再度入札を行う。再び指名が重複した場合は抽選を行い、全球団の交渉権が確定するまで繰り返す。

2巡目の指名は公式戦順位をもとに、その年の下位チームから順に選手を指名していくウェーバー方式で行われる。

具体的には、パ6位･西武→セ6位･中日→パ5位･オリックス→セ5位･ヤクルト→パ4位･楽天→セ4位･広島→パ3位･ロッテ→セ3位･DeNA→パ2位･日本ハム→セ2位･阪神→パ1位･ソフトバンク→セ1位･巨人となる。